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NY株式:ダウは7ドル安、雇用統計の見方は分かれる
記事提供元:フィスコ
*07:01JST NY株式:ダウは7ドル安、雇用統計の見方は分かれる
10日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は7.71ドル安の16437.05、ナスダックは18.47ポイント高の4174.67で取引を終了した。朝方発表された12月雇用統計で失業率が6.7%へと低下した一方、非農業部門雇用者数が予想を大幅に下回り、解釈を巡って見方が分かれたため、終日上下する展開となった。セクター別では、公益事業や不動産が上昇する一方、食品・生活必需品小売や各種金融が下落した。
アルミニウムのアルコア(AA)は決算が予想を下回り、下落。百貨店のシアーズ(SHLD)は冴えない既存店売上と慎重な業績見通しを示し急落。宝飾品のティファニー(TIF)は年末商戦期の既存店売上高が4%の伸びにとどまったことで軟調推移となった。一方で、アパレルのアバクロンビー&フィッチ(ANF)は業績上方修正を発表して上昇。雇用統計を受けた長期金利の低下でレナー(LEN)やDRホートン(DHI)など住宅メーカー各社が堅調推移となった。
10-12月決算が本格化する中、来週は銀行大手4行と投資銀行2行の決算が予定されており、金融セクターに注目が集まりそうだ。
(Horiko Capital Management LLC)《KO》
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