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注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンク、ファーストリテ、ミクシィなど
*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンク、ファーストリテ、ミクシィなど
ソフトバンク<9984>:8950円(前日比+70円)
反発。本日は目標株価引き上げの動きが相次いで観測されている。野村では目標株価を10420円にまで引き上げ、昨年冬の携帯商戦でも順調に純増を確保したもようと指摘している。メリルリンチ(ML)では目標株価を11280円にまで引き上げ、アリババの想定時価総額を1300億ドルから1550億ドルに変更したことが背景のもよう。
ファーストリテ<9983>:40600円(同-300円)
売り先行。前日に12月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比1.1%増と2ヶ月連続での前年比プラスとなったが、上半期の会社計画は同2.5%増であり、やや下振れたとの見方が多いもよう。また、注目されている粗利益率も計画を下回っているようだ。明後日には決算発表も予定されており、警戒感はさらに高まる状況にもなっているようだ。
JIN<3046>:4750円(同+195円)
しっかり。前日に12月の月次動向を発表、既存店売上高は前年同月比26.3%減、前月に続いて2割強の大幅マイナスとなっている。ただ、低調推移は想定線として、短期的な悪材料出尽くし感も強まる格好のようだ。マッコーリーでは投資判断を新規に「アウトパフォーム」格付け、目標株価を6660円としているもようで、強気材料の一因にも。
JSR<4185>:1968円(同-72円)
売り優勢。UBSでは投資判断を「ニュートラル」から「セル」に格下げ、売り材料と捉えられている。目標株価は1900円を継続のもよう。第3四半期までの進捗から会社計画未達が濃厚になるとみられ、株価はネガティブな反応を示すとみているようだ。来期の大幅増益といったコンセンサス予想は今後切り下がっていく可能性が高いと。
中北製作所<6496>:569円(同+54円)
一時ストップ高。同社は前日に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来予想の3.25億円から6.55億円、前年同期比2倍の水準に、通期では6.5億円から9.8億円、前期比67%増益の水準にそれぞれ上方修正している。船用関連の売上上振れなどが上方修正の要因に。第1四半期までの進捗から上振れ期待はあったものの、業績変化率の高さなどが改めて見直し材料に。
ニューフレア<6256>:13180円(同-10円)
底堅い動き。UBSでは投資判断「バイ」、目標株価16000円をそれぞれ継続している。3Q業績は受注額が5億円、売上高が40億円、営業利益0億円と直近3年間の四半期業績では最低水準になると予想。一方、中長期的な需要増加トレンドには全く変化はないと指摘。また、次世代技術をEUV、多重露光の両方で計画していた半導体企業の一部は、EUV開発の遅延懸念からマスク枚数が増える多重露光プロセス一辺倒に傾きつつあるとコメントしている。
インフォテリア<3853>:497円(同+24円)
買い優勢。一部で、成長軌道に乗り始めたとの特集記事が掲載されたことが材料視されているようだ。主力のデータ連携ソフト「アステリア」などの製品が、クラウド時代の本格化で注目を集めていることが背景と。企業によるビッグデータの活用が本格化し、多面的なデータをどう分析するかが問われる時代となり、データ連携の重要性が注目されているとも伝わっている。
ミクシィ<2121>:6600円(同-750円)
売り先行。信用取引の臨時措置がネガティブ材料視され、利益確定売り優勢の展開となっている。東証は本日の売買分から、委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)としている。スマホ向けゲーム「モンスターストライク」のヒット期待を背景に、昨年末にかけてあらためて物色が強まっていた経緯もあり、信用取引規制の強化が利益確定売りを誘う格好に。
コロプラ<3668>:3190円(同+165円)
買い優勢。スマホ向けオンラインアプリ「軍勢RPG 蒼の三国志」が、累計200万ダウンロードを突破したと発表したことが材料視されている。「軍勢RPG 蒼の三国志」は、幅広い年齢層から人気の高い「三国志」をモチーフとした三国時代バトルゲーム。テレビCMの放映開始などを追い風に、昨年9月末のサービス開始から約3ヵ月での達成となっており、ヒット期待が先行へ。《KO》
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