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後場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢も、NISA需要とみられる売買は活発
*12:23JST 後場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢も、NISA需要とみられる売買は活発
27日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・TOPIX堅調、NISA需要とみられる売買は活発
・ドル・円は104円81銭付近、円売り興味は失われず
・後場も利食いが上値を抑制か、値動きの軽い材料株などでの短期値幅取り狙いに
■TOPIX堅調、NISA需要とみられる売買は活発
日経平均は小幅に反落。51.42円安の16123.02円(出来高概算12億4000万株)で前場の取引を終えた。クリスマス明け26日の米国市場の上昇や、円安の流れを受けて買い先行で始まり、日経平均は連日で年初来高値を更新。しかし、寄り付き直後につけた16232.69円をピークに、その後は下げに転じている。
もっとも、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>、武田薬品<4502>、ファナック<6954>などの下げのインパクトが大きく、一方でTOPIXはプラス圏で推移するなど投東証1部の7割近い銘柄が上昇している。規模別指数でも大型、中型、小型株指数ともに上昇しており、特に小型株指数の強さが目立つなど、NISA(少額投資非課税制度)需要とみられる売買は活発のようだ。
セクターでは、海運、鉄鋼、鉱業、倉庫運輸、不動産、情報通信、銀行、その他製品などが堅調。一方で、医薬品、精密機器、石油石炭、電気機器などが小安い。個別ではソフトバンク<9984>が連日で年初来高値を更新し、売買代金トップ。昨日大幅な上昇をみせていたトヨタ自<7203>も堅調。
これまでゆがんだ上昇と指摘されていたTOPIXの出遅れ修正がみられており、日経平均は反落となるものの、東証1部の7割近くが上昇していることで市場のムードはそれ程悪くないだろう。安倍首相の靖国参拝による影響が警戒される半面、これが円安に向かわせている一面もあり、ドル・円は一時105円台に乗せている。中小型株の強い値動きをみてもNISAに関連した個人主体の物色意欲の強さが感じられており、市場は冷静のようである。
また、本日も野村證券のHP上では、「電話がつながりにくい状況」とアップされている。待機資金とされるMRF(マネー・リザーブ・ファンド)の純資産残高は過去最高の10兆円に迫る水準と期待は大きいだけに、押し目待ちに押し目無しの心理状態でもあるようだ。ファーストリテ<9983>、武田薬品<4502>、ファナック<6954>の弱い値動きによって日経平均の8営業日続伸は厳しい状況だが、地合いは悪くないようだ。
■ドル・円は104円81銭付近、円売り興味は失われず
ドル・円は104円81銭付近で推移。リスク選好的なドル買い・円売りは一服したが、円売りの興味自体は失われていないようだ。1ドル=105円台では輸出企業などの顧客筋のドル売りが観測されており、105円50銭と106円にも同様の向きからのドル売りオーダーが入っているもよう。
ただし、106円にはストップロスのドル買いオーダーが控えており、ストップロスのヒットを狙ったドル買いは継続するものと予想されており、ドルの上昇力は鈍っていないとの声が聞かれている。
12時20分時点のドル・円は104円81銭、ユーロ・円は143円95銭、ポンド・円は172円32銭、豪ドル・円は93円07銭付近で推移。上海総合指数は、2087.24(前日比+0.68%)で推移している。
■後場のチェック銘柄
・日経平均は短期的な過熱感や手仕舞い売り優勢、TOPIXは出遅れ修正で堅調
・ソフトバンク<9984>堅調も、ファーストリテ<9983>やファナック<6954>の下落が重し
・後場も利食いが上値を抑制か、値動きの軽い材料株などでの短期値幅取り狙いに
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
13:30 石油統計(11月、経済産業省)《KO》
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