日産中国法人は安倍総理の靖国参拝で「不買運動の再演」を警戒、トヨタなどは沈黙

2013年12月27日 12:07

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記事提供元:フィスコ


*12:07JST 日産中国法人は安倍総理の靖国参拝で「不買運動の再演」を警戒、トヨタなどは沈黙
安倍晋三総理が26日に第2次世界大戦のA級戦犯が祀られている靖国神社を参拝したことについて、中国のメディアは同日に速報という形で報道したほか、経済業界からも不安な声が広がっている。

外電によると、中国乗用車連合会はこの日、安倍総理による靖国神社の参拝について、中国人の心を痛めたと指摘したという。今後は日系自動車の購買を控える中国人消費者が増加する可能性を否定できないとの見方を示した。また、日中間の政治対立が一段と激化する場合、日本車が狙われるなどを警戒して日本車離れが加速することもあり得ると指摘した。

日産自<7201>の中国法人は、中国で活動している民間会社として政治に介入したくないと発言。ただ、昨年の反日デモなど苦い経験もあり、今後の日中関係などを注視したいと強調した。一方、トヨタ自<7203>やホンダ<7267>の中国法人は中国メディアの取材に対してコメントを控えた。

なお、日本自動車メーカーは今年9月以降、中国市場で相次いで大幅な回復を示している。《ZN》

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