前場に注目すべき3つのポイント~値動きの軽い中小型株での値幅取りが物色の中心に

2013年12月25日 08:21

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記事提供元:フィスコ


*08:21JST 前場に注目すべき3つのポイント~値動きの軽い中小型株での値幅取りが物色の中心に

25日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:換金売り集中だがNISA需要の先回りも意識か
■外資系証券の注文動向:差し引き40万株の売り越し
■前場の注目材料:証券優遇税制廃止、駆け込みの売り圧力を警戒も調整の目立った銘柄には買い戻し期待

■換金売り集中だがNISA需要の先回りも意識か

☆日経225想定レンジ:上限15950円-下限15750円

25日の東京市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。24日の米国株相場では予想を上回る経済指標が好感されて、NYダウが連日で最高値を更新している。ただし、クリスマス・イヴで午後1時までの短縮取引だったほか、25日がクリスマスで休場となるため、海外勢の資金流入は限られるとみられる。欧州市場も休場となるため、大きな方向性は出難いだろう。

また、25日は受け渡しベースで年内最終取引となる。証券優遇税制が適用されるのが本日までとなるため、駆け込み的な利益確定の売りが出てくる可能性がある。24日の日経平均の動きをみても、米株高や円安を受けて一時16029.65円まで上昇し、2007年12月以来の16000円を回復。その後は16000円を挟んでのこう着が続くなか、大引けにかけて下げに転じる局面もみられた。一部証券会社では、コールセンターがつながり難くなったとも伝えられており、証券優遇税制の廃止に伴う利益確定の売りが集中したとみられている。

一方、来年1月からのNISA(少額投資非課税制度)需要についても同じく受け渡しベースとなるため、26日から買いが期待できそうだ。待機資金とされるMRF(マネー・リザーブ・ファンド)の純資産残高は過去最高の10兆円に迫る水準となっており、売り込まれていた銘柄などには見直しが意識されよう。大引け間際まで換金売りが続きそうなムードであるが、どの時間帯から先回り的な買いが強まるかが注目されることになろう。

■外資系証券の注文動向:差し引き40万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り680万株、買い640万株、差し引き40万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

12月17日(火):360万株の売り越し
12月18日(水):1210万株の買い越し
12月19日(木):280万株の買い越し
12月20日(金):820万株の買い越し
12月24日(火):920万株の買い越し

■前場の注目材料

・値動きの軽いネット関連や直近IPO銘柄での短期値幅取りが引き続き物色の中心に
・証券優遇税制廃止、駆け込み売りを警戒も調整の目立った銘柄には買い戻し期待
・ソフトバンク<9984>が米携帯4位のTモバイルUSを2兆円超で買収へとの報道


☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 企業向けサービス価格(11月、日本銀行)
10:00 営業毎旬報告(12月20日現在、日本銀行)《KO》

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