概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は小反発、米FOMC見極めムードが継続

2013年12月16日 10:07

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記事提供元:フィスコ


*10:07JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は小反発、米FOMC見極めムードが継続
【ブラジル】ボベスパ指数 50051.18 -0.14%
先週末13日のブラジル市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比70.43ポイント安(-0.14%)の50051.18で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは27、値下がり41、変わらず4と売りが優勢。セクター別では、消費財や通信が売られた半面、ヘルスケアや石油・ガスが高い。

買いが先行した後はしばらく高値圏でもみ合ったが、その後は弱含みの展開となった。鉄鉱石大手ヴァーレ(VALE3)など大型銘柄の下落が指数の足かせ。中国の成長目標が下方修正されるとの懸念が引き続き資源関連の売り手がかりとなった。また、国内の景気低迷も電力の一角の圧迫材料となった。

【ロシア】MICEX指数 1452.76 +0.21%
13日のロシア市場は小反発。主要指標のMICEX指数は前日比3.02ポイント高(+0.21%)の1452.76で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり34、値下がり15、変わらず1と買いが優勢となった。

中盤に利益確定売りに押される場面もあったが、その後は再びプラス圏を回復した。12月17-18日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を見極めるムードが継続し、MICEX指数は終始狭いレンジで推移。また、NY原油先物が下落したことも資源関連の売り手がかりとなった。

【インド】SENSEX指数 20715.58 -1.00%
13日のインドSENSEX指数は4日続落。前日大引け後に発表されたインフレ指標が市場予想を上回ったことで、これを警戒する売りが広がった。また、翌週18日にはインド準備銀行(中央銀行)の金融政策レビューが控えており、市場では政策金利が現状の7.75%から8.00%に引き上げられるとの懸念が強まっている。このほか、予想以上に悪化した10月の鉱工業生産指数、および来週にも米量的緩和の縮小が開始されるとの思惑なども相場を圧迫した。

【中国本土】上海総合指数 2196.08 -0.31%
13日の上海総合指数は4日続落。中盤に小高くなる場面もあったが、全般に軟調な値動きとなった。証券当局が翌14日にも店頭市場「新三板」の創設地域拡大を発表するとの観測や、来年1月に再開される新規株式公開(IPO)への警戒感が足かせとなった。一方、来年の経済運営を決める「中央経済工作会議」の閉幕に伴い、各種改革案が発表されるとの期待感が浮上。また、年金制度の改革に伴い、株式などへの資金流入が加速するとの観測も下支えとなった。《FA》

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