今週の日本株見通し:テーパリングの有無が当面の株価の方向性を左右へ

2013年12月16日 06:59

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記事提供元:フィスコ


*07:00JST 今週の日本株見通し:テーパリングの有無が当面の株価の方向性を左右へ

今週の株式市場の最大の焦点は、17~18日に開催される米FOMCとなる。足元ではテーパリング開始の観測も急速に高まり、現段階では五分五分の状況と捉えられる。量的緩和縮小の有無によって、短期的な株式市場の動きは左右されることになろう。テーパリングは為替の円安につながるとの期待もあるが、ハイテクや自動車株などの動きの鈍い現状からは、円安効果もやや限定的、むしろ、米国株安に伴う世界的なリスクオフへの流れも警戒されることになろう。一方、テーパリングが先送りされた場合は、当面の安心感が強まる可能性。日銀の追加緩和策などへの期待も高まっていく余地があり、内需セクター中心に、東京市場は一段高の展開が想定される。

週初は日銀短観の発表が予定されている。業況判断の改善しているセクターなどに関心が集まっていく可能性。また、設備投資計画を受けて、機械株などの民間設備投資関連株の動向なども注目されよう。ほか、週初はマンション発売なども発表予定であり、不動産株の支援材料などにつながるか注目。

マザーズ指数が4ヶ月ぶりに3日続落となるなど、やや短期資金の動きも沈静化しつつある。今週は足利HD<7167>も含めて9社のIPOがあり、個人投資家中心の中小型成長株などは、資金分散からの利食い売り圧力なども強まりやすいか。一方、NISAスタートの接近で、株主優待銘柄や超低位株などには思惑物色の余地も広がってこよう。《FA》

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