日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は152円高、ドル・円が年初来高値を更新

2013年12月13日 13:08

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記事提供元:フィスコ


*13:08JST 日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は152円高、ドル・円が年初来高値を更新

【日経平均は上げ幅拡大、ドル・円が年初来高値を更新】

13時08分現在の日経平均株価は、15494.18円(前日比+152.36円)で推移。日経平均は前引け値を上回って始まり、上げ幅を拡大させてきている。ランチタイムの225先物は15400-15440円辺りでの保ち合いが続いていたが、現物の後場スタートが近づくにつれて、15490円まで上げ幅を広げていた。昼のバスケットは売り買いトントンとの観測。ドル・円は103円80銭を超えており、5/22に付けた年初来高値(103円73銭)を更新してきている。

セクターでは、ゴム製品、非鉄金属、証券、パルプ・紙、化学などが堅調。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともにプラスに転じてきている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が縮小しておきており、売り買い拮抗。売買代金上位では軒並みプラスに転じてきており、そのなかで、ソフトバンク<9984>、KDDI<9433>、NTT<9432>の通信の一角が軟調。材料系ではユークス<4334>、TLHD<3777>、テリロジー<3356>、MCJ<6670>などが強い。

【ドル・円は103円78銭付近、テーパリング(量的緩和縮小)観測などで堅調推移】

ドル・円は103円78銭付近で推移。ここまでのドル・円は、103円37銭から103円83銭まで堅調に推移し、年初来高値を更新。ドル・円は、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)でのテーパリング(量的緩和縮小)観測、東京株式市場が強含みに推移していることで堅調推移。

13時08分時点のドル・円は103円78銭、ユーロ・円は142円74銭、ポンド・円は169円63銭、豪ドル・円は92円76銭付近で推移。上海総合指数は、2203.42(前日比+0.03%)で前引け。《KO》

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