【株式市場】米国の金融緩和縮小を懸念するが材料株は活況で新規上場株は好調に初値

2013年12月13日 12:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  13日前場の東京株式市場は、昨日に続いて米国の金融緩和の早期縮小を懸念する様子があり、円安再燃となったものの輸出関連の主力株は方向感のない展開。ブリヂストン <5108> は高いもののトヨタ自動車 <7203> は軟調でソニー <6758> も軟調。一方、業績予想の減額が嫌われ昨日ストップ安の日東電工 <6988> は反発。ゲーム関連株は物色対象が絞られる様子になり、エイチーム <3662> は5日連続ストップ高。また製菓の寿スピリッツ <2222> (東2)は6日連続高値更新。昨日第2四半期決算を発表した日本テレホン <9425> (JQS)はストップ高。

  本日、新規上場となった住宅向け断熱材などの日本アクア <1429> (東マ)は9時46分に公開価格1650円を約25%上回る411円で売買が成立し初値を形成。今期・2013年12月期の業績は、売上高が前期比41.9%増の92億500万円、営業利益は同39.4%増の9億2300万円、純利益は同52.7%増の5億5600万円、1株利益は111円97銭。

  東証1部の出来高概算は先物12月物の清算値(SQ)算出にからむ売買が10億株近くあったため膨れ上がり22億384万株、売買代金は2兆4357億円。1部上場1772銘柄のうち、値上がり銘柄数は526銘柄、値下がり銘柄数は1100銘柄。業種別指数は33業種の中で14業種が値上がりし、高い業種はゴム製品、非鉄金属、証券・商品先物、パルプ・紙、化学、食品、不動産、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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