【飛び乗り飛び降りコーナー】スタジオアリスは小反落も上昇相場不変、大人向け写真館に期待

2013年12月13日 08:59

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  スタジオアリス <2305> は、12月12日(木)4円安の1420円と6営業日ぶりに小反落だが、引き続き下値切上げの展開。厚生労働省は従業員の子育て支援の計画づくりを企業に義務付けている「次世代育成支援対策推進法」を10年延長する方針と伝わっている。少子化の傾向が続く点などを考慮し、来年の通常国会に同法の改正案を出す予定で、中長期的には子供写真館を主力とする同社にとってフォローの風となることから、中長期的な視点で注目されよう。

  7月25日に新しいタイプのこども写真館「HALULU(ハルル)」を東京・自由が丘にオープン。「早撮り七五三キャンペーン」に「七五三お出かけ着物レンタル」が好調に推移する見通しで、2013年12月期業績予想は、売上高372億5000万円(前期比10.2%増)、営業利益45億8000万円(同3.3%増)、経常利益45億4000万円(同2.1%増)、純利益21億5000万円(同25.0%増)を見込んでいる。

  株価は、5月9日につけた年初来高値1674円から8月8日の年初来の安値1207円まで調整。9月2日安値1217円と売り直され下値確認から12月11日高値1429円と上昇。大人向けの写真館「GRATZ(グラッツ)」をはじめとした新業態の展開に対する期待感があるほか、今期予想PER11倍台と割安感がある。中長期狙いで押し目は注目されよう。(N)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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