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メジャーSQを控えるなか、15500円での居心地が良く【クロージング】
記事提供元:フィスコ
*16:38JST メジャーSQを控えるなか、15500円での居心地が良く【クロージング】
11日の日経平均は続落となり、96.25円安の15515.06円(出来高概算23億4000万株)で取引を終えた。米株安や為替相場が円高に振れていた流れから、主要銘柄を中心に売りが先行した。その後は15500円処でのこう着が続くなか、後場に入ると一時15400円を割り込む局面もみられた。ただ、週末にメジャーSQを控えるなか、権利行使価格の15500円での攻防が続いており、結局は15500円をキープして終えている。
東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1200を超えており、全体の7割近くを占めていた。また、ゴールドマン・サックスがミクシィ<2121>を格下げしたことをキッカケにSNSゲーム関連などが幅広く売られる展開に。一方、指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>が年初来高値を更新し、2000年5月以来(分割修正)の9000円を回復するなど、相場を下支える格好となった。
日経平均は15500円処での攻防から一時下振れをみせたが、メジャーSQを前にした思惑的な流れもあったようである。明日もSQを翌日に控えて手掛けづらい状況になりそうであり、ポジションを取りに行くとすれば、流動性が高まるSQ当日に合わせてくる可能性がある。15500円処で居心地が良さそうであり、材料系の銘柄を中心とした個別対応になりそうだ。また、ソフトバンク<9984>は節目の9000円を回復したことにより、今後は年末に向けて大台の1万円を意識したトレンド形成が期待されてくる。《KO》
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