日経平均は続落、週末のSQを控えて先物主導で神経質な展開

2013年12月11日 15:08

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記事提供元:フィスコ


*15:08JST 日経平均は続落、週末のSQを控えて先物主導で神経質な展開
日経平均は続落。昨晩の欧米株安、対ドル、対ユーロでの円高進行が重しとなり、主力株を中心に上値の重い展開となった。後場は先物主導で一時200円超の大幅下落となる場面が見られるなど、週末のSQを控えて神経質な動きに。

大引けの日経平均は前日比96.25円安の15515.06円となった。東証1部の売買高は23億4948万株、売買代金は2兆1171億円。業種別では、パルプ・紙やゴム製品、倉庫・運輸、精密機械、保険、不動産、その他金融、銀行などが軟調。一方、情報・通信と建設のみが上昇した。

個別では、三菱UFJ<8306>やアイフル<8515>など金融関連株の一角が軟調。また、コマツ<6301>やファナック<6954>なども売り優勢に。その他、中部電<9502>や関西電<9503>などの下落が目立っていた。一方、ソフトバンク<9984>のほか、グリー<3632>やヤフー<4689>などが堅調。また、熊谷組<1861>や大豊建<1822>など、低位の建設株が短期資金による物色で賑わった。《OY》

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