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NY株式:ダウは52ドル安、財政協議やFOMCを見極めたいとの思惑で軟調推移
記事提供元:フィスコ
*07:00JST NY株式:ダウは52ドル安、財政協議やFOMCを見極めたいとの思惑で軟調推移
10日の米国株式相場は下落。ダウ平均は52.40ドル安の15973.13、ナスダックは8.26ポイント安の4060.49で取引を終了した。13日が期限とされる財政交渉の行方と、その結果を踏まえた来週の連邦公開市場委員会(FOMC)の判断を見極めたいとの思惑から、終日軟調推移となった。セクター別では、メディアや素材が上昇する一方、家庭用品・パーソナル用品や公益事業が下落した。
短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は、より的確なターゲットに広告を配信できるシステムを導入したことが好感され上昇し、上場来高値を更新した。薬品卸売のカーディナル・ヘルス(CAH)は、CVSケアマーク(CVS)とジェネリック薬品の供給を行う合弁事業を行うことを発表して上昇。自動車用品小売のオートゾーン(AZO)は好決算を発表して堅調推移となった。
一方で、自動車のゼネラル・モーターズ(GM)が、来年初旬からの次期CEOにメアリー・バーラ氏を内定したものの小幅下落。コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)は、一部アナリストが既存店売上高が鈍化するとの見通しを示したことで軟調推移となった。
なお、金融機関の自己勘定取引などを規制する「ボルカールール」の最終案を規制当局が承認した。
(Horiko Capital Management LLC)《KO》
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