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「NY為替」良好な米11月雇用統計を好感したドル買い
記事提供元:フィスコ
*22:52JST 「NY為替」良好な米11月雇用統計を好感したドル買い
外為市場では予想を上振れた米11月雇用統計を好感したドル買いが加速した。ドル・円
は、102円18銭から102円80銭まで上昇し、4日以来の高値を更新。ユーロ・ドルは、
1.3669ドルから1.3621ドルへ下落した。
米国労働省が発表した11月の失業率は7.0%と、予想の7.2%を下回り2008年11月以来の
低水準となった。非農業部門雇用者数は前月比+20.3万人と市場予想の+18.5万人を上回
った。
同時刻に発表された米国10月のPCEコア価格指数は前年比+1.1%と、市場予想通り9月の
+1.2%から低下。2011年3月以来の低水準で、インフレは依然低い。同指数は米連邦準
備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目している。10月個人所得は前月
比-0.1%と、予想外に9月の+0.5%からマイナスに落ち込んだ。米国の政府機関閉鎖が
影響している可能性がある。10月の個人支出は前月比+0.3%と、予想外に9月の+0.2%
から伸びが拡大した。
【経済指標】
・米・11月失業率:7.0%(予想:7.2%、10月:7.3%)
・米・11月非農業部門雇用者数:前月比+20.3万人(予想:+18.5万人、10月:+20.0万
人←+20.4万人)
・米・10月PCEコア価格指数:前年比+1.1%(予想:+1.1%、9月:+1.2%)
・米・10月個人所得:前月比-0.1%(予想:+0.3%、9月:+0.5%)
・米・10月個人支出:前月比+0.3%(予想:+0.2%、9月:+0.2%)《KK》
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