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【株式市場】円安定や経済対策を材料に日経平均は反発し新規上場銘柄は初日で初値
6日前場の東京株式市場は、このところの円反発が一服のためソニー <6758> やホンダ <7267> などが反発し、新たなエネルギー基本計画で原発を認知と伝えられて関西電力 <9503> などの電力株も堅調。昨日まで7日連続安だったコマツ <6301> も反発。日経平均は朝方軟調だったが、政府が5.5兆円規模の経済対策を閣議決定と伝えられた10時頃には一時79円99銭高の1万5257円48銭まで上昇。年末の師走相場に特有の材料株物色は本日も活発で、株価100円台のオンキヨー <6628> (JQS)は家庭用エネルギー管理システム(HEMS)事業に参入と伝えられ急伸。ミクシィ <2121> (東マ)は連日急伸の連日高値。
本日新規上場となったバイオベンチャーのオンコリスバイオファーマ <4588> (東マ)は9時58分に公開価格2600円を35%上回る3500円で売買が成立し、初日に初値を形成。その後3750円まで上げ、前引けは3450円。分子標的抗がん剤や抗エイズウイルス薬などを研究開発し、公募株数は182万株、売り出し株式数は最大73万3000株。今12月期の業績は、売上高が18万円(前期は約4億円)、営業利益は8億1500万円の赤字(前期は1億4000万円の赤字)、純利益も7億7100万円の赤字(同1億200万円の赤字)。
東証1部の出来高概算は9億9800万株、売買代金は9154億円。1部上場1764銘柄のうち、値上がり銘柄数は777銘柄、値下がり銘柄数は819銘柄。業種別指数は33業種のうち16業種が値上がりし、値上がり上位は電力・ガス、金属製品、空運、精密機器、機械、化学、非鉄金属、など。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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