日経平均は34円高、直近の大幅下落の反動で切り返す

2013年12月6日 10:11

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記事提供元:フィスコ


*10:11JST 日経平均は34円高、直近の大幅下落の反動で切り返す

10時10分現在の日経平均株価は、15211.51円(前日比+34.02円)で推移。米国7-9月期国内総生産(GDP)改定値などが市場予想を上振れ、米国量的緩和の早期縮小観測が強まったことから5日の米国株式市場が下落したことを受けて、日経平均は利益確定売り先行のスタート。

ただ、直近の大幅下落の反動から寄り付きを安値に、日経平均はプラス圏に転じる展開。米国11月雇用統計の発表を控え、ポジション調整的な買い戻しの動きに。ただ、積極的に上値を買う動きも限定的になっており、先物動向を見極める展開へ。ホンダ<7267>や日産<7201>、パナソニック<6752>など主力の輸出関連が上げ幅を拡大しているほか、ソフトバンク<9984>やファーストリテ<9983>も堅調に推移。

セクター別では、海運、電力・ガス、精密機器、金属製品、機械などが上昇する一方、鉱業、医薬品、不動産、その他製品、食料品などが下落。値上がり率上位には、クスリのアオキ<3398>、ブレインパッド<3655>、アドバンテスト<6857>、ぐるなび<2440>、ヘリオステクノ<6927>などがランクイン。値下がり率上位には、オプト<2389>、JIN<3046>、住友重<6302>、SMS<2175>、澁谷工<6340>などがランクイン。出来高上位には、シャープ<6753>、みずほFG<8411>、ユニチカ<3103>、三菱UFJ<8306>、マツダ<7261>などがランクインしている。《KO》

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