欧州為替:欧州中央銀行と英中央銀行、金融政策の現状維持決定

2013年12月5日 21:50

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記事提供元:フィスコ


*21:50JST 欧州為替:欧州中央銀行と英中央銀行、金融政策の現状維持決定
5日のロンドン外国為替市場のドル・円は、明日の米国11月の雇用統計を控えていること、ニューヨークカットのオプション102円を受けて、101円93銭から102円18銭で小動きに推移した。


ユーロ・ドルは、欧州中央銀行定例理事会での政策金利0.25%の据え置き決定を受けて、1.3626ドルから1.3582ドルで推移した。
ユーロ・円は、138円96銭から138円56銭まで下落した。

ポンド・ドルは、イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会で現状の金融政策の維持が決定されたことで、1.6403ドルから1.6337ドルで推移した。
ドル・スイスフランは、0.9016フランから0.9032フランで推移した。


[経済指標]
・西・10月鉱工業生産:前月比+1.8%(9月+3.7%)
・南ア・11月SACCI企業景況感:90.8(10月:91.1)
・米・11月チャレンジャー人員削減数:前年比-20.6%(10月:前年比-4.2%)


[要人発言]
・黒田日銀総裁
「現状の量的緩和政策を、インフレ率2.0%を持続的に達成できるまで継続する」

・オズボーン英国財務相
「国内総生産(GDP)見通しを上方修正。2013年+1.4%、2014年+2.4%」


[金融政策]
・英国中央銀行:政策金利(0.5%)と資産買入枠(3750億ポンド)の据え置きを決定
・欧州中央銀行:政策金利0.25%で現状維持《MY》

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