日経平均は143円安、見送りムードのなか先物主導で下げ幅拡大

*14:15JST 日経平均は143円安、見送りムードのなか先物主導で下げ幅拡大

14時14分現在の日経平均株価は、15263.99円（前日比-143.95円）で推移。円高一服や前日大幅下落の反動で下げ渋る場面もみられているが、積極的な押し目買いの動きは限定的。米国量的緩和の早期縮小観測が強まるなか、明日6日の米国11月雇用統計の内容を見極めたいとの見方が多く、手掛けづらさから見送りムード優勢に。買いが限定的になるなか、日経平均は先物主導で下げ幅を拡大している。主力株が手掛けづらいなか、物色は中小型株中心となっていたが、日経平均の下げ幅拡大を受けてアドウェイズ<2489>などやや利益確定売りの動きも目立ってきている。

セクター別では、情報・通信、その他金融、空運、鉱業が上昇する一方、パルプ・紙、保険、倉庫・運輸、陸運、化学などが下落。値上がり率上位には、北電工業<6989>、SMS<2175>、スカイマーク<9204>、澁谷工<6340>、やまや<9994>などがランクイン。値下がり率上位には、TASAKI<7968>、セイノーHD<9076>、日無線<6751>、ナイガイ<8013>、東亜道<1882>などがランクイン。売買代金上位には、ソフトバンク<9984>、ドワンゴ<3715>、トヨタ<7203>、マツダ<7261>、三井住友FG<8316>などがランクインしている。《KO》