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日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は37円安、売り一巡後は一時プラス転換
*09:43JST 日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は37円安、売り一巡後は一時プラス転換
【日経平均は続落、売り一巡後は前日の大幅下落の反動で一時プラス転換】
9時42分現在の日経平均株価は、15370.25円(前日比-37.69円)で推移。日経平均は続落で始まった。4日の米国相場は、NYダウが4日続落となった。予想を上回る米経済指標の発表が相次ぐなか、米連邦準備理事会(FRB)が早期に量的緩和策の縮小に踏み切るとの警戒感が強まっている。シカゴ日経225先物清算値は大証比65円安の15405円だったが、これにサヤ寄せする格好から始まった。ただし、前日の大幅な下げの反動もあり、売り一巡後は一時プラス圏に転じている。
売買代金上位では、ソフトバンク<9984>は売り先行後、変わらずまで戻している。そのほか、アドウェイズ<2489>、ガンホー<3765>、コロプラ<3668>などが堅調。一方、三井不<8801>、日産自<7201>、第一三共<4568>、ファナック<6954>など、主力処は冴えない。セクターでは空運、鉱業、パルプ・紙、精密機器、非鉄金属、海運などが上昇して始まった。一方、保険、その他金融、不動産、鉄鋼、ゴム製品などが弱いスタートに。
【ドル・円は102円38銭付近、102円台を堅持するとの見方が多い】
ドル・円は102円38銭付近で推移。日経平均は下落してスタートしたが、ある程度の株安は想定の範囲内であり、為替取引などで特に嫌気されていないようだ。ドル・円は102円台を堅持するとの見方が多い。市場参加者の間では、6日に発表される11月の米雇用統計はまずまず強い内容になるとの見方が広がっている。量的緩和策の12月縮小の思惑も浮上しており、11月の雇用統計発表前にドル売り・円買いが一段と広がる可能性は低いとみられている。
■今後のポイント
・日経平均株価の下落は想定の範囲内→リスク回避的なドル売りは拡大せず
・102円台付近でドル買い興味残る
9時42分時点でドル・円は102円38銭、ユーロ・円は139円12銭、ポンド・円は167円65銭、豪ドル・円は92円35銭付近で推移している。《KO》
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