12月4日のNY為替概況

2013年12月5日 05:11

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記事提供元:フィスコ


*05:12JST 12月4日のNY為替概況
4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、102円71銭まで上昇したのち101円82銭へ反落し102円20銭で引けた。予想を上振れた米国の11月ADP雇用統計を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)による12月連邦公開市場委員会(FOMC)での資産購入縮小観測がひろがり米国債券利回りの上昇に伴うドル買いが加速。その後、米11月ISM非製造業景況指数が予想を下振れたことや株安に連れ反落したが、米地区連銀経済報告(ベージュブック)が米国経済の成長を示したため下げ止まった。_NEW_LINE_
ユーロ・ドルは、1.3528ドルまで下落後、1.3605ドルへ反発し1.3585ドルで引けた。良好な米国の雇用指標を好感したドル買いが優勢となった。ユーロ・円は、139円31銭から138円49銭へ下落。_NEW_LINE_
ポンド・ドルは、1.6328ドルから1.6404ドルまで上昇した。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が英国ソブリン格付けの引き上げの可能性を指摘したため一時ポンド買いが強まったが、「影響は限定的」との見方で伸び悩んだ。ドル・スイスは、0.9076フランへ上昇後、0.9013フランへ反落した。_NEW_LINE_


[経済指標」・米・11月ADP雇用統計:前月比+21.5万人(予想:+17万人、10月:+18.4万人←+13万人)_NEW_LINE__・米・10月貿易収支:-406億ドル(予想:-400億ドル、9月:-430億ドル←-418億ドル)_NEW_LINE__・米・11月ISM非製造業景況指数:53.9(予想:55.0、10月:55.4)_NEW_LINE__・米・10月新築住宅販売件数:44.4万戸、前月比+25.4%(予想:42.9万戸、9月35.4万戸)_NEW_LINE__(・米・9月新築住宅販売件数:35.4万戸(8月:37.9万戸←42.1万戸))_NEW_LINE_《KY》

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