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【飛び乗り飛び降りコーナー】日産東京販売HDは7年ぶり500円乗せで上げに勢い、上方修正
日産系の最大手ディーラー、日産東京販売ホールディングス <8291> は、12月3日(火)19円安の490円と4営業日ぶりに反落。通期業績予想の上方修正と信用好取組を背景に短期資金が流入し、2日に年初来の高値521円と買われた後、利益確定売り優勢の展開となっている。500円台乗せで目先目標達成感は出ているが、信用好需給で日足一目均衡表の転換線がサポートし切り返す動きが期待されることから、再度、注目されよう。
足元の業績は、11月6日に今3月期業績利益予想の増額を発表済みで好調。日産販社3社(日産プリンス東京販売、日産プリンス西東京販売、東京日産自動車販売)の新車販売・中古車販売が好調に推移し、通期売上高は従来予想の1530億(前年同期比3.1%増)を据え置いているが、営業利益は同40億円(同6.65減)から56億円(同30.7%増)、経常利益は同35億円(同2.7%減)から50億円(同39.0%増)、純利益は同31億円(同24.0%減)から45億円(同10.3%増)と減益から一転2ケタ増益を見込む。年間配当は期末一括4円を予定している。
株価は、12年7月から続く往来相場の上値抵抗線である12年8月高値426円を突破したことで、もみ合い上放れを鮮明にしている。逆日歩がつく信用好需給で今期予想PER7倍台とまだ割安感がある。主力の輸出関連と綱引きが続き、押し目には買いが入ると見込まれることから、年末にかけて一段高へ向かう可能性もあるだろう。(N)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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