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今こそ日銀の過去の金融政策の総括を
記事提供元:フィスコ
*08:07JST 今こそ日銀の過去の金融政策の総括を
米国は不動産バブル崩壊・リーマンショック以降大規模な金融緩和(QEシリーズ)を実施し、株価は史上最高値を更新、実体経済も着実な回復を遂げてきた。先行きはまだ安心というわけではないが、バブル崩壊から経済が底抜けすることを回避したのは明らかだ。
翻って日本をみると、「バブル崩壊後日銀は金融を引き締め続け、その後もバブル再燃を恐れて金融緩和が著しく遅れたことによりデフレに陥り、日本経済は20年以上も低迷を続けた」、ように見受けられる。米国と日本では取り巻く世界経済の環境や時代が違うため一概に断定はできないが、バブル崩壊とその後の金融政策の方向性、経済の回復・低迷において著しく対照的な結果が生じた。日本の金融政策は大きな間違いを犯し続けたのではないかという疑念は拭えない。金融緩和を実施しても解除するのが早過ぎたということもあった。バブル崩壊後はバブル恐怖症に陥り「あつものに懲りてなますを吹き続けた」20年だったのではないか。 日本の大失敗と米国の成功が明らかとなった今こそ、過去の日銀の金融政策の総括を行い、日銀の責任を明らかにすべきだ。また、1997年に日銀の独立性を過度に高めすぎたのではないかという点も含めて検証したうえで、必要であれば日銀法の改正を行うべきだ。《YU》
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