今日の為替市場ポイント:米11月雇用統計の市場予想

2013年12月2日 08:08

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記事提供元:フィスコ


*08:08JST 今日の為替市場ポイント:米11月雇用統計の市場予想

先週末11月29日のドル・円相場は、東京市場では102円29銭から102円61銭で推移。欧米市場では一時102円49銭まで反発し、102円41銭で取引を終えた。

本日12月2日のドル・円は、102円台で推移か。主要国の株高を意識したリスク選好的な円売りはしばらく続くとの見方が多い。ドル・円は対円で今週中に年初来高値圏に到達する可能性がある。

日本時間12月6日午後10時30分に発表される11月の米非農業部門雇用者数は、前月比+18万人と予想されており、雇用者数は10月の+20.4万人を下回る見込み。米失業率は、7.2%と予想されており、10月実績の7.3%を下回る見込み。

11月の米雇用統計の参考指標となるオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)社とムーディーズ・アナリティクスが4日に発表する11月のADP全米雇用報告の市場予想は、+18.5万人となっており、雇用者数は10月の+13万人を上回る見込み。10月のADP雇用報告が+13万人にとどまったのは、政府機関の一時閉鎖の影響によるものとみられている。

ただし、米労働省が発表した10月の非農業部門雇用者数については、「20万人以上増えたのは驚き。政府機関閉鎖の影響が全く見られない。」、「どう考えても異常な数字。最終的に下方修正されても不思議ではない」などの声が聞かれており、10月の非農業部門雇用者数は大幅に下方修正される可能性がある。11月の米雇用統計の内容次第では、量的緩和策の早期縮小の思惑は大きく後退するかもしれない。《KO》

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