【中国の視点】トヨタなど日系自動車が「守り」から「攻め」へ、失ったシェアを挽回

2013年11月22日 08:11

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記事提供元:フィスコ


*08:11JST 【中国の視点】トヨタなど日系自動車が「守り」から「攻め」へ、失ったシェアを挽回
トヨタ<7203>など日系自動車が今年9月に続き、10月も好調な販売業績を残した。また、ドイツや米国など外資同業に比べ、日系の販売増加ペースが大幅に加速していることも統計で明らかになった。9月の日系自動車の販売増加率は73.7%に加速したのに対し、ドイツや米国はそれぞれ21.6%、23.1%にとどまった。

業界アナリストは、日系自動車の快進撃について、現地化を加速していることや、新モデルを次々と打ち出しているなどこれまでの「守り」姿勢から「攻め」に転じたことが奏効したと分析。トヨタは中国現地トップを中国人に交代させたほか、中国で研究開発センターを整備した。また、ホンダ<7267>も中国専用モデル「クライダー(中国語名は凌派)」や「アコード9代目(中国名は雅閣)」などを投入し、10月に160%の販売増を遂げた。さらに、日産自動車<7201>は新型「ティアナ(中国名は天籟)」や「セレナ」など一連の新モデルで攻めた。

日産自動車の中国合弁は先月、尖閣騒動で失った中国のシェアを取り戻すと宣言した。これは日産だけでなく日系自動車全体の願望だと読み取られている。

なお、今後の日系自動車の販売見通しについて、専門家は「現地化の推進」がカギだとの見方を示した。尖閣騒動が一段落し、中国人の好みをうまくキャッチできれば、燃費の良い日本車は引き続き支持されるとみている。《ZN》

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