関連記事
アマチュア精神を貫いた写真家「植田正治とジャック・アンリ・ラルティーグ」展 - 東京都写真美術館
今回フィーチャーされるのは、写真家である植田正治とジャック・アンリ・ラルティーグ。国や文化こそ違えど、2人の作品は共通して、純粋で、自由で、見る者の心を捉えて放さない不思議な力を持つ。そして彼らは、生涯アマチュア精神を貫きながら、撮ることを純粋に楽しんだ、数少ない写真家たちでもあった。展覧会では、2人の作品を通して「人間にとって写真とはいったい何か」を問いかける。
[ この記事の画像を見る ]
展示されるのは、ラルティーグが没後フランスに遺した豊富なコレクションと、東京都写真美術館が収集した植田のコレクションから選りすぐられた、全176点の写真。近代写真表現の成熟期において、彼らがいかに独特であったか、そして時代性を捉えていたかを、個別的かつ相対的に問う、初めての試みとなる。
【関連イベント】
■ゲストと担当学芸員による対談
2013年11月23日(土・祝) 15:00~17:00
出演:マルティーヌ・ダスティエ(ジャック・アンリ・ラルティーグ財団、本展共同企画者)、金子 隆一(東京都写真美術館専門調査員、本展企画担当)
司会:鈴木 佳子(東京都写真美術館学芸員、本展企画担当)
会場:1階アトリエ
定員:70名
※展覧会チケットの半券を持っている方は、誰でも参加可能。
※当日10:00より東京都写真美術館1階受付で整理券を配布。[番号順入場、自由席]
■学芸員によるフロアレクチャー
2013年12月6日(金) 16:00~
2013年12月20日(金) 16:00~
2014年1月3日(金) 11:15~、16:00~
2014年1月17日(金) 16:00~
※2014年1月3日(金)は新春フロアレクチャー。
※本展覧会の半券(当日有効)を持参し、開始時間前に会場入口に集合。
【プロフィール】
■植田正治(1913-2000)
鳥取県西伯郡境町(現・境港市)に生まれる。中学時代に写真に興味を持ち、カメラを入手。32年、写真を本格的に学ぶため上京、オリエンタル写真学校に通い、帰郷後、営業写真館を開業。傍ら『アサヒカメラ』『写真サロン』等の月例コンテストで入選を重ね、モダンな造形表現で注目される。一貫して故郷の山陰地方で撮影を続け、特に鳥取砂丘を舞台に家族らをモデルにした演出写真は、植田のユニークな世界を生み出している。
■ジャック・アンリ・ラルティーグ(1894-1986)
1894年フランス、パリ郊外のクールブヴォア生まれ。裕福な家庭に育ち、子どもの頃から父親に買い与えられたカメラに親しむ。1915-16年、アカデミー・ジュリアンで絵画を学び、画家として活動。一方で趣味として、家族や友人たちとの日常生活やスポーツ競技のスナップショットを撮影し、アルバムにまとめた。1963年、ニューヨーク近代美術館での個展がきっかけとなり、偉大なアマチュア写真家として世界的に評価される。
スポンサードリンク

