15日の米国市場ダイジェスト:ダウは85ドル高、量的緩和継続期待で史上最高値更新

2013年11月16日 07:15

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記事提供元:フィスコ


*07:15JST 15日の米国市場ダイジェスト:ダウは85ドル高、量的緩和継続期待で史上最高値更新

■NY株式:ダウは85ドル高、量的緩和継続への期待が強まり史上最高値を更新

NYダウ       ナスダック
終値 :15961.70  終値 :3985.97
前日比:+85.48   前日比:+13.23
始値 :15876.16  始値 :3978.27
高値 :15962.98  高値 :3985.97
安値 :15875.90  安値 :3969.22

15日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は85.48ドル高の15961.70、ナスダックは13.23ポイント高の3985.97で取引を終了した。引き続きイエレン次期FRB議長による14日の公聴会での発言が好感されており、買いが先行。11月NY連銀製造業景気指数や10月輸入物価指数、10月鉱工業生産が相次いで予想を下回ったものの、量的緩和継続を後押しするとの見方から、終日堅調推移となった。セクター別では、商業・専門サービスや医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方、メディアや消費者・サービスが下落した。

小売のJCペニー(JCP) や運輸のフェデックス(FDX)は、複数の著名投資家が7−9月期に同社株を取得していたことが明らかとなり堅調推移。一方で、ビデオゲームメーカーのエレクトロニック・アーツ(EA)や、ビデオゲーム小売のゲームストップ(GME)は15日にソニー<6758>のプレイステーション4が米国で発売になったこともあり、材料出尽くし感から小幅下落となった。送金サービスのウェスタン・ユニオン(WU)は、最高財務責任者が年末で退任することが明らかとなり下落。携帯端末のアップル(AAPL)は調査会社ガートナーが発表したデータで、iPhoneのマーケットシェアが低下したことが嫌気されて小幅下落となった。

ダウ平均や大型株で構成されるS&P500指数は6週連続での上昇となり、再び最高値を更新した。

(Horiko Capital Management LLC)

■NY為替:ドル・円は100円20銭、米9月卸売在庫・卸売り売上高を好感で下げ止まる

ドル・円は100円35銭から100円10銭まで下落し100円20銭で引けた。予想外のマイナスに落ち込んだ米11月NY連銀製造業景況指数、予想を下振れた10月輸入物価指数や10月鉱工業生産を嫌ったドル売りが優勢となったが、米9月卸売在庫・卸売り売上高を好感したドル買いに下げ止まった。

ユーロ・ドルは、1.3452ドルから1.3505ドルまで上昇し1.3490ドルで引けた。低調な米国経済指標を受けた欧米金利差の拡大に伴う買いが継続。ユーロ・円は世界各国中銀の緩和策を好感した株高に連れ134円92銭から135円24銭へ上昇。ポンド・ドルは、1.6059ドルから1.6135ドルへ上昇。ドル・スイスは、0.9177フランから0.9130フランへ下落した。

■NY原油:小幅反発で93.84ドル、週ペースでは6週連続の下落に

NY原油は小幅反発(NYMEX原油12月限終値:93.84 ↑0.08)。イエレン次期連邦準備制度理事会(FRB)議長が緩和策の維持を表明したため売りが後退した。ただ、週ペースでは6週連続の下落で、過去15年間で最長。EIA(エネルギー情報局)の発表によると、国内の生産量が過去最高水準に達しているため米国の原油在庫も8週連続で増加した。

■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  14.92ドル +0.13ドル(+0.84%)
モルガン・スタンレー(MS) 30.30ドル -0.04ドル(-0.13%)
ゴールドマン・サックス(GS)164.40ドル +1.20ドル(+0.74%)
インテル(INTC)    24.52ドル +0.14ドル(+0.55%)
アップル(AAPL)      524.99ドル -3.17ドル(-0.60%)
グーグル(GOOG)      1033.56ドル -1.67ドル(-0.16%)
フェイスブック(FB) 49.01ドル +0.02ドル(+0.04%)
キャタピラー(CAT)     83.74ドル -0.02ドル(-0.02%)
アルコア(AA)        9.03ドル +0.05ドル(+0.56%)
ウォルマート(WMT)     79.22ドル +0.14ドル(+0.18%)《KO》

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