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イエレン氏のハト派発言で為替は反応、専門家は「何ら新しい情報はない」
記事提供元:フィスコ
*10:27JST イエレン氏のハト派発言で為替は反応、専門家は「何ら新しい情報はない」
きのう14日のNY外国為替市場では、ドル・円が9月11日以来となる100円台を回復しました。米連邦準備理事会(FRB)の次期議長に指名されたジャネット・イエレンFRB副議長の証言を受け、金融刺激策が継続されるとの思惑が市場では高まったようです。
イエレン副議長は上院銀行委員会で開かれた指名承認公聴会で証言し、金融面での刺激策を近く引き揚げることはないと約束。「極めて力強い景気回復を達成するために、金融当局としてできることを行うのは責務だ」と強調しました。
FRBは現在、毎月850億ドルに上る資産購入プログラムを実施していますが、この政策についてイエレン副議長は「効果がコストを上回っている」と言及しました。イエレン氏の政策姿勢がハト派的であることは、市場に十分に織り込まれています。
今回の発言で為替相場は反応しましたが、専門家の間では「何ら新しい情報は示されなかった」(キャピタル・エコノミクス)との意見も。また、シティグループではFRBがハト派的な姿勢を維持できるかどうか、為替市場は確信できていないと指摘。イエレン氏も公聴会で量的緩和を永遠と続ける訳ではなく、「コストとリスクのバランスを調節する」と述べました。
また、来年からは委員会の総意をまとめる“議長”に就任するとあり、イエレン氏個人の姿勢をどこまで押し通せるかにも疑問符が付きます。FRBは政策金利を長期にわたって低水準に維持する見込みですが、資産購入プログラムの巻き戻しは来年3月までに開始される公算が大きくなっています。
(フィスコ・リサーチ・レポーター)《RS》
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