注目銘柄ダイジェスト(前場):三菱UFJ、沢井製薬、UNITED、Dガレージなど

2013年11月14日 11:35

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記事提供元:フィスコ


*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):三菱UFJ、沢井製薬、UNITED、Dガレージなど

三菱UFJ<8306>:644円(前日比+9円)
4日続伸。本日上半期の決算発表を予定しているが、通期純利益の上方修正を行う方針を固めたとの観測報道が伝わっている。従来予想の7600億円に対して9000億円強の水準とするもよう。コンセンサスは8500億円程度と見られ、その水準も上回る格好に。とりわけ、銀行株には海外投資家の資金流入観測が足元で強まっており、需給面なども買い安心感につながっているようだ。

沢井製薬<4555>:6920円(同-460円)
急落。同社の他、東和薬品<4553>、日医工<4541>など後発医薬品各社の下げが目立っている。厚生労働省では後発医薬品の公定価格を見直し、新薬の7割とする現行水準から5割程度に引き下げる案を示したとされている。後発品メーカーにとっては、収益水準の低下につながるとの警戒感が先行へ。後発品のシェア向上にはつながるものの、一昨日には、「後発薬使わないと減点」といった報道などが伝わっていたことで、現行価格水準でのシェア向上期待なども高まっていたとみられる。

日立メディコ<6910>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。前日に日立製<6501>が完全子会社化を目指したTOBを実施すると発表している。TOB価格は1800円で、前日終値1347円に対して34%のプレミアムとなる。日立製では現在、61.7%の株式を保有している。同社がTOBに賛同の意を表明していることから、TOB価格完全さや寄せを目指す動きとなっている。

日鉄住金物産<9810>:379円(同+80円)
ストップ高。同社は前日に上半期の決算を発表、営業利益は53億円で前年同期比13%増益となり、通期予想を105億円から207億円にまで大幅増額修正の格好に。上半期は旧日鉄商事の決算数値だが、10月に合併のため、旧住金物産の収益が上乗せされることが背景となっている。四季報では通期営業利益は194億円の予想であったため、今期見通しは想定以上といった見方か。なお、期末配当金は6円にすると発表へ。

アルプス電気<6770>:951円(同+36円)
大幅に5日続伸。JPモルガン(JPM)では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価を780円から1180円に引き上げている。モバイルカメラ高機能化による業績寄与は想定を大きく上回る見通しと判断、来期はこれに伴うセンサビジネスへのシナジーも期待され、スマホビジネスの業容拡大が予想されると。来期営業利益は230億円、再来期は300億円を予想へ。

浜松ホトニクス<6965>:3925円(同+190円)
大幅反発。野村では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も3700円から4500円に引き上げている。足元の需要は想定以上に改善しているほか、コスト構造の改善も評価。15年9月期以降は研究開発費や設備投資も一巡の見込みで、中長期業績予想を上方修正しているようだ。高エネルギー物理実験向け光電子増倍管が最大のカタリストとも指摘。

UBIC<2158>:ストップ安売り気配
ストップ安売り気配。今期の売上高見通しを55.0-60.0億円から44.0-48.0億円へ、営業損益見通しを10.5-12.4億円の黒字から2.6億円の赤字-1.0億円の黒字へと大幅に下方修正したことが嫌気されている。主力であるeディスカバリ事業の通期売上高予想を下方修正せざるを得なくなったことが背景。同時に、期末配当予想を1株当たり50円から無配へと引き下げたこともネガティブ材料視されている。

ウォーターD<2588>:685円(同+17円)
買い先行。上期決算発表と同時に、株主優待制度の導入を発表したことが好材料視されている。毎年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された100株以上を保有する株主に対して、同社製品のうち、ウォーターサーバー不要の「CLYTIA DAILY(10リットル)」1本などを送付する。なお、上期売上高は前年同期比31.5%増の42.83億円、営業利益は同4.5倍の1.40億円で着地している。

セルシード<7776>:2103円(同+93円)
買い優勢。第3四半期決算と同時に、「継続企業の前提に関する注記」の記載解消を発表したことが材料視されている。第3四半期においては、3月に公表した、欧州における角膜再生上皮シート開発計画見直しの一環として実施したGENESIS Pharma SAとの販売提携契約の解消に伴い、契約締結時に獲得済みの一時金1600万円を売上高として計上した。

UNITED<2497>:3405円(同+310円)
大幅続伸。スマートフォンきせかえコミュニティアプリ「CocoPPa(ココッパ)」のアンドロイド版において、スマホのホーム画面を有名キャラクター等のアイコン・壁紙できせかえられる「有料きせかえセット」を全世界一斉に販売開始したと発表したことが材料視されている。事前の報道に沿った内容ではあるものの、あらためて「CocoPPa」の収益貢献に期待感が高まっている。

Dガレージ<4819>:2594円(同+119円)
強い動き。第1四半期決算の発表を受けて、いちよしでは投資判断「A」、フェアバリュー4000円をそれぞれ継続している。ペイメント事業やマーケティング事業は順調に推移し、イノベーション事業におけるコスト増も株式売却益で補われていると指摘。会社側では今期の業績について従来予想を据え置いているが、同計画は保守的とコメントしている。《KO》

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