日本株見通し:米国は年末商戦への期待で最高値、国内ではGPIF議論にも注目

2013年11月14日 08:03

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記事提供元:フィスコ


*08:03JST 日本株見通し:米国は年末商戦への期待で最高値、国内ではGPIF議論にも注目

14日の東京市場は、堅調な展開が見込まれる。13日の米国株式相場は、好調な小売企業の決算を受け、年末商戦への期待から上昇。NYダウ、S&P500は最高値を更新した。シカゴ日経225先物清算値は大証比120円高の14720円を付けており、これにサヤ寄せする格好でのギャップ・アップが意識されよう。

日経平均は足元のリバウンドによって、上値抵抗線となる14800円処を窺うトレンドを形成している。14800円突破には需給面での材料が必要となろうが、抵抗レベルに接近する局面は期待される。また、14日の米国市場では次期FRB議長候補のイエレンFRB副議長の指名公聴会を控えている。既に草案が伝えられており、量的緩和政策の早期縮小との見方が後退するなか、為替市場ではドル安・円高に振れて推移。

イエレンFRB副議長の指名公聴会を控え、為替動向への警戒から輸出関連が上値の重しとなると、日経平均の上値突破は厳しいところ。一方、これを織り込む格好で強含みの展開になるようだと、公聴会終了でアク抜けに繋がることになりそうだ。さらに米クリスマス商戦への期待感などが株価を押し上げる要因になろう。

また、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)など公的年金の運用機関について、政府の有識者会議は、国債など国内の債券を中心とした運用を見直すよう求める方針であり、来週20日にも最終的な報告書を取りまとめる見通しである。来年4月からのリスク資産への運用割合の拡大への思惑が、先高期待を高めてくる展開が期待されそうだ。《TN》

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