人口大国から一転して労働力不足に、中国は「ルイスの転換点」を迎え

2013年11月4日 11:24

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記事提供元:フィスコ


*11:24JST 人口大国から一転して労働力不足に、中国は「ルイスの転換点」を迎え
米経済学者ポール・クルーグマンは最新リポートで、中国の人口構造が大きく変化しており、同国がすでにルイスの転換点(過剰だった労働力が不足に転じるターニングポイント)を迎えたとの見方を示した。

また、地元の調査によると、農村部の余剰労働人口は現在ほぼゼロになっていることも明らかにになった。少子化の進行に加え、都市部に流入する若年層の増加が背景。中でも経済発展が進んでいる沿海地区の労働力不足が特に目立っているという。若年労働者を獲得するため、賃上げ合戦が余儀なくされ、多くの企業経営者はコスト圧力を感じていると回答した。

なお、農民工の給与はここ数年で年20%近く上昇しており、アルバイトでも月4000元(約6万5000円)以上を稼げると報告されている。専門家は、労働力不足を解決しなければ、安定成長の維持が困難になると指摘した。《ZN》

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