後場に注目すべき3つのポイント~三菱商事など後場決算予定銘柄の動向に注目

2013年11月1日 12:22

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記事提供元:フィスコ


*12:22JST 後場に注目すべき3つのポイント~三菱商事など後場決算予定銘柄の動向に注目

11月1日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・3連休や空売り規制緩和でポジションを軽くしておく動きも
・ドル・円は98円23銭付近、東京株式市場の反落が重しに
・王子HD<3861>やアステラス製薬<4503>、三菱商事<8058>などが後場決算発表予定

■3連休や空売り規制緩和でポジションを軽くしておく動きも

日経平均は続落。105.91円安の14222.03円(出来高概算14億株)で前場の取引を終えた。買いが先行して始まり、日経平均は寄り付き直後には14411.05円まで上げ幅を広げる局面をみせた。しかし、その後はこう着感の強い展開が続くなか、前場半ば辺りから先物市場での断続的な売りによって下げに転じると、前引けにかけて下げ幅を拡大する展開に。

指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>が3%近い上昇をみせるものの、全体の8割を超える銘柄が下げるなかでは支えきれず。セクターでは情報通信、パルプ紙、食料品などが上昇。半面、海運、その他金融、建設、電力ガス、証券などが軟調。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに下げているが、中型、小型株指数の弱さが目立つ。

日経平均は先物主導の下げとなり、一目均衡表では雲上限を割り込んできている。週末要因もあってリバウンド狙いの売買は限られそうであり、不安定な展開が続きそうである。また、3連休を控えているほか、来週からは空売り規制が緩和されるため、一先ずポジションを軽くしておく動きも出ているとみられる。需給懸念のある銘柄などに対しては、新規売りが積み上がりやすくなるため、売られ過ぎの銘柄に対しても押し目買いは入れづらいところ。

また、為替市場ではドル・円が1ドル98円前半で推移していることも様子見につながろう。為替から見れば株式先物の下げを受けて円安に振れた格好だろうが、やや悪循環に。物色は唯一強含みに推移しているソフトバンク<9984>のほか、決算を手掛かりした材料系の銘柄に、短期筋の資金が向かいやすいだろう。

■ドル・円は98円23銭付近、東京株式市場の反落が重しに

ドル・円は98円23銭付近で推移。東京株式市場の反落が嫌気されているようだ。リスク回避的な円買いが急速に拡大する様子はないが、午後の取引で日経平均株価の下げ幅が拡大した場合、ドル・円は98円付近まで下落する可能性との声が聞かれている。クロス円取引に絡んだ円買いのフローは一巡しているものの、具体的な買い材料は不足しており、ドル・円の上値はやや重くなるとの声が聞かれている。

■今後のポイント

・クロス円取引に絡んだ円買いのフローは一巡しつつある
・日経平均株価の下落を意識してドル・円は伸び悩み

12時19分時点のドル・円は98円23銭、ユーロ・円は133円11銭、ポンド・円は157円43銭、豪ドル・円は93円06銭付近で推移。上海総合指数は、2144.01(前日比+0.11%)で推移している。

■後場のチェック銘柄

・3連休など慎重姿勢のなか、日経平均は先物主導で下げ幅を拡大
・中小型株中心に換金売り圧力が強まる、押し目買いは入れづらい状況
・王子HD<3861>やアステラス製薬<4503>、三菱商事<8058>などが後場決算発表予定

■後場の決算発表予定

■13:00

<3861>王子HD
<4042>東ソー
<4183>三井化学
<4202>ダイセル
<4503>アステラス製薬
<5020>JX
<5729>日精鉱
<5816>オーナンバ
<5984>兼房
<6709>明星電
<6832>アオイ電子
<7723>愛時計
<8058>三菱商事
<8139>ナガホリ
<9729>トーカイ
<9830>Tナカヤマ

■14:00

<2899>永谷園
<4007>日化成
<4182>三菱ガス
<4403>日油
<4410>ハリマ化成G
<5217>テクノクオーツ
<5358>イソライト
<5644>メタルアート
<5697>サンユウ
<6368>オルガノ
<6647>森尾電
<6652>IDEC
<6859>エスペック
<7013>IHI
<7705>ジーエル
<7994>岡村製
<8020>兼松
<8059>第一実
<8061>西華産
<8138>三京化
<8848>レオパレス21
<9008>京王
<9405>朝日放
<9967>堺商事

※上記スケジュールは予定となっておりますので、発表日時が変更になる場合がございます。

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

16:00 菅官房長官、定例記者会見《KO》

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