【株式評論家の視点】椿本チエインは好決算発表をにらみ、先取り相場へスタート

2013年10月31日 10:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  椿本チエイン <6371> の見直し人気が高まっていきそう。今2014年3月期の第1四半期決算は、売上げこそ405億3900万円と前年同期比12%増を確保したが、営業利益は31億9000万円と同2%減となった。海外においては米国経済が回復傾向を維持、アセアン諸国を中心としたアジア経済が成長を続けていることから、好調に推移したが、国内の販売低迷が響いた。

  そうした状況を踏まえ、今3月期の9月中間決算については、売上げ824億円(前年同期比13%増)、営業利益57億円(同11%減)の見通しを据え置いた。しかし、第1四半期の営業利益の進捗率は56%に達しておりかなり控えめの数字と推察できる。そして、何よりも第1四半期の受注高が415億円と、前年同期比21%増を達成しており、第2四半期以降の業績押し上げの原動力になりそう。

  11月7日に決算発表が予定されているが、そこでは中間決算の上振れ着地、それを受けた通期見通しの修正への期待が強まっており、株価も見切り発車的な上昇相場に転じる頃合いと思われる。

  同社はチェーン業界最大手。創業来の中核であるチェーン事業では、動力伝動用のドライブチェーンでは世界シェア1位、生産ラインを担うコンベヤチェーンなど、多種多様なチェーンを展開している。そして、国内の設備投資がやや停滞感を強める中、「脱・日本発」の動きを強める。次期中期経営計画は「2014年度からの3年計画」とし、2013年度は単年度計画とている。新興国を含めたグローバル市場で勝ち残っていくためのマーケティング戦略を明確にして、新たな成長を目指す。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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