【株式評論家の視点】エンビプロ・ホールディングスはリサイクルメジャーへの成長を評価

2013年10月30日 10:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  エンビプロ・ホールディングス <5698> (東2)は反騰相場への準備が整った。同社は9月25日に東証2部に新規上場され、公募価格700円に対し、1040円初値の好スタートを切った。以後調整色の強い展開になっているが、ここへきて割安なセカンダリー銘柄を物色する動きが強まる中、PER8.8倍、PBR0.9倍と低水準に放置されている同社に市場の目が向くのは時間の問題と思われる。

  同社グループは、企業、解体物件などから排出される金属スクラップおよび産業廃棄物の資源リサイクルが主たる事業。これら廃棄物を収集運搬し、同社グループの中間処理工場で処理することによって、鉄スクラップ、非鉄(銅、アルミニウム、ステンレス等)、プラスチック等のリサイクル資源を生産し、国内外に販売している。

  企業、解体物件などから排出される産業廃棄物の処分、それら廃棄物の販売、建物の解体などを行い、輸出までワンストップで手掛ける点が同社の強みとなっている。前2013年6月期は売上げが379億6900万円と、前々期比15.5%増。営業利益8億9200万円(前々期は100万円の損失)の好調な決算となった。今2014年6月期は売上げ397億3000万円、営業利益8億9200万円と、高水準横ばいの予想だ。

  中期的に見た場合、今後経済成長に期待が大きい中国や東南アジアなど海外展開を活発化する方針だ。また、国内的には地方自治体で処理される一般廃棄物について、同社独自のリサイクルシステムを活用し、小型家電の処理などで地方自治体との協力体制を構築する意向。世界経済の伸張により、資源需要は高まり資源獲得競争が見込まれる中、リサイクル社会の進展が想定されており、リサイクルメジャーを目指す同社の中期的な成長が株価に反映されていきそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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