【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JSPは戻り高値圏から反落だが、強基調に変化なく押し目買い好機

2013年10月25日 09:16

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  発泡プラスチック製品のJSP <7942> の株価は戻り高値圏から一旦反落の形だが、強基調に変化はないだろう。今期(14年3月期)好業績見通しに評価余地があり、押し目買い好機のようだ。

  押出事業(産業用包装材、産業用通い函、食品用包装材、広告用ディスプレー材、住宅用断熱材など)、ビーズ事業(自動車衝撃緩衝材、家電製品緩衝材、IT製品輸送用通い函など)、その他事業(一般包材など)を展開し、押出事業の住宅用高性能断熱材「ミラフォーム」や、ビーズ事業の自動車部品用ポリプロピレン「ピーブロック」など、高機能・高付加価値製品の拡販を強化している。

  今期の連結業績見通しは売上高が前期比5.2%増の1010億円、営業利益が同42.1%増の65億円、経常利益が同36.0%増の67億円、純利益が同29.4%増の43億円としている。原燃料価格上昇が利益圧迫要因だが、押出事業の住宅用高性能断熱材などが好調だ。ビーズ事業の製品価格是正効果、持分法適用関連会社だった日本アクリエースの連結子会社化なども寄与する。期後半に向けての高機能・高付加価値製品の拡販などで好業績が期待されるだろう。

  株価の動きを見ると、戻り高値圏の概ね1550円~1650円近辺で推移していたが、足元でやや水準を切り下げて、10月23日には1504円まで調整した。ただし個別の悪材料は見当たらず、全般地合い悪化が影響したようだ。10月24日には前日比37円(2.46%)高の1541円まで反発する場面があり、前日の急落分をほぼ取り戻した。

  10月24日の終値1537円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS144円22銭で算出)は10~11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1671円55銭で算出)は0.9倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下げ渋る動きであり、強基調に変化はないだろう。今期好業績見通しに評価余地があり、押し目買い好機のようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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