【編集長の視点】村田製作所は反落スタート、アップル関連株は新型iPad発売も材料出尽くし感

2013年10月23日 10:02

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<マーケットトーク>

  村田製作所 <6981> は、120円安の7720円と3日ぶりに反落してスタートしている。前日22日に米アップルが、新型のタブレット型携帯端末「iPad」の発売を発表したが、アップル自身の株価が、材料出尽くし感から反落したことも響き、村田製の株価にも、利益確定売りが先行している。

  アップル関連株は、TDK <6762> が、50円安の4190円と続落し、日東電工 <6988> が、330円安の5400円と3日ぶりに急反落、太陽誘電 <6976> は、14円高の1306円と6営業日続伸して始まったが、寄り付き高後は上値が重くなるなど、いずれも利益確定売りに押されている。

  村田製は、スマートフォン向けの積層セラミックコンデンサーでは世界トップで、表面波フィルターでも世界高シェアを握り、スマホやタブレット型携帯端末の世界的普及で7~9月期の受注額が、前年同期比29%増の2300億円となり四半期ベースで過去最高を更新したと、前日22日に観測報道されたばかりである。アップルの発表した新型「iPad」は、最軽量の「iPad Air」と小型版の「iPad mini」の2機種で、うち「iPad Air」は、販売価格を499ドルからとして、中国を含む数カ国で11月1日に発売、クリスマス商戦の目玉商品とする。村田製の関連部品の需要増加、業績期待を高めている。

  同社の今3月期業績は、第1四半期(1Q)業績がV字回復して着地しており、第2四半期(2Q)累計純利益も、330億円(前年同期比2.1倍)とV字回復が予想されており、10月31日の2Q累計決算発表で実績が、期初予想をどの程度上回るか注目されることになる。

  株価は、今期業績のV字回復予想で年初来高値8860円をつけたあと調整期入りとなり、調整安値6700円から今期1Qの好決算で7370円、アップルの新型iPhone発売で7610円の高値をつけ下値を切り上げてきた。目先売り一巡後に一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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