【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーウェアソリューションズは1000円で二番底形成、出直り開始

2013年10月23日 09:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  システム開発のキーウェアソリューションズ <3799> (東2)の株価は急騰の反動調整が一巡し、再動意のタイミングが接近しているようだ。

  システム開発事業(公共システム開発、ネットワークシステム開発など)、総合サービス事業(システムインテグレーション、ITサービス、サポートサービスなど)、その他事業(機器販売など)を展開し、筆頭株主のNEC <6701> との連携によって医療分野や流通・サービス業分野へ事業領域を広げ、ERPやセキュリティ関連も強化している。

  10月2日には、ヒューレット・パッカード(HP)製シンクライアントでUSBデバイス利用を管理する「HTVUCS(エイチティーバックス)」の販売を開始すると発表した。2年後に本格導入されるマイナンバー制度に対応して、自治体・官公庁・民間企業・団体向けに今後3年間で10万本のライセンス販売を計画しているようだ。

  今期(14年3月期)連結業績見通しについては、売上高が前期比7.8%増の176億円、営業利益が同11.9%増の6億円、経常利益が同0.8%増の5億30百万円、純利益が同9.2%減の5億30百万円としている。公共システム開発、ネットワークシステム開発、システムインテグレーションなどが好調であり、プロジェクト管理徹底や事業構造改革の効果も寄与する。なお10月30日に第2四半期累計(4月~9月)の業績発表を予定している。

  株価の動きを見ると、急騰して付けた9月10日の年初来高値2154円から反落し、10月8日には983円まで調整する場面があった。しかし足元では1200円近辺まで戻している。10月18日には1278円まで上伸する場面もあった。急騰の反動調整が一巡して反発態勢のようだ。

  10月22日の終値1210円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS62円33銭で算出)は19~20倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は0.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS679円20銭で算出)は1.8倍近辺である。

  日足チャートで見ると、一旦割り込んだ25日移動平均線を回復する動きを強めている。また週足チャートで見ると、13週移動平均線近辺から反発してサポートラインの形となった。過熱感は解消されており、急騰の反動調整が一巡して再動意のタイミングだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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