アジアのジャンク債市場が復調、韓国の起債積極化でウォン高圧力も

2013年10月23日 08:50

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記事提供元:フィスコ


*08:50JST アジアのジャンク債市場が復調、韓国の起債積極化でウォン高圧力も
米連邦準備理事会(FRB)が毎月850億米ドルの資産購入プログラムを来年まで継続するとの思惑から、投資家が高リスク・高利回りを求めて「ジャンク(投資不適格級)債券」市場に復帰しはじめた。

ジャンク債市場は今年に入ってから活況を呈していたが、FRBのバーナンキ議長が量的緩和の縮小に向けたタイムラインを公表した後は、夏場にかけてリスク回避姿勢を強めた投資家が退出。ただ、少なくとも年内の緩和縮小はないとの見方が多数を占めると、あらためてリスクオンからジャンク債市場に活気が戻ってきた格好だ。

なお、年初から5月まで、日本を除くアジア市場で発行されたジャンク債は総額224億米ドルと、2012年通年の153億米ドルを上回るハイペースだった。

アジアでは韓国や中国の不動産デベロッパーが起債を積極化するとみられている。特に韓国では政府や国営企業が起債に前向きで、株式だけでなく債券への外国人の物色意欲が通貨ウォンの上昇余地をさらに拡げる可能性がある。《RS》

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