中国CCTVが今度はスタバ攻撃、市民の関心はコーヒーより住宅価格

2013年10月22日 09:12

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記事提供元:フィスコ


*09:12JST 中国CCTVが今度はスタバ攻撃、市民の関心はコーヒーより住宅価格
国営テレビ局の中国中央電視台(CCTV)は20日、米コーヒーチェーン大手スターバックスのコーヒー価格が“高すぎる”との批判を番組内で展開しました。

CCTVによると、中国ではスターバックス・ラテの価格がトールサイズで1杯27元、米シカゴでは19.98元、インド・ムンバイでは14.6元、英ロンドンでは24.25元と、中国が最も高く設定されているようです。

また、スターバックスの営業利益率(4-6月期)はアジアが36%と最も高く、米州が22%、欧州・中東・アフリカが3%にとどまる点にも言及。同社が中国を食い物にしていると色も気だっています。

中国は最近、米アップルやスイスのネスレなど、欧米の外資系企業をターゲットに価格やサービスの質などの改善を求める圧力を強めつつあります。世界的な成長国家となった中国で利益を追求する企業が増えるのは自然の流れですが、中国側からすると“搾取されている”との被害妄想が働いているのかもしれません。

ただ、中国市民はいたって冷静で、スターバックスへの風当たりはそれほど強くなさそうです。コーヒーは中国市民にとって生活必需品でないためかもしれませんが、書き込みサイトでは「スタバのコーヒー価格を非難するより、住宅価格の暴騰を何とかしろ」との声も出ているようです。

ちなみに、スターバックスはCCTVなどの非難を受け、中国では人件費や原材料費、さらに店舗費用が価格を押し上げていると説明。特に中国人は大型店舗を好むため、店舗家賃がコストをかさ上げしているようです。

(フィスコ・リサーチ・レポーター)《RS》

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