《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想!

2013年10月21日 08:59

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記事提供元:フィスコ


*08:59JST 《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想!
【小幅高となる】堅調な展開か=フィスコ伊藤 正雄
先週末、18日の米国株式は上昇。ハイテクや金融大手の決算を好感して終日緩やかに上昇する展開となった。連邦政府機関閉鎖による経済成長の鈍化懸念から、今月末のFOMC(連邦公開市場委員会)での量的緩和の縮小は見送られるとの見方が広がったことも相場の支援材料となった。

セクター別では、ソフトウェア・サービスや資本財が上昇、一方でヘルスケア機器・サービスや不動産が下落した。銀行大手JPモルガン・チェース(JPM)は、2008年に買収したベア・スターンズ証券が取り扱った住宅ローン関連証券などの損失に関し、米連邦住宅金融局(FHFA)と40億ドルの支払いで包括的に和解した模様。

CMEの225先物は大証の日中終値より40円高い14630円で取引を終了。NY時間での高値は14665円、安値は14580円、上下のレンジは85円。為替市場では、ドル・円、ユーロ・円ともに下落して戻ってきた。本日は欧米市場の株式市場が上昇したことを好感して、堅調に推移しそうだ。

【小幅高となる】14500-14680円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から上昇が見込まれるが、円相場が1ドル97円台後半での推移となるなか、上値の重さが意識されそうである。もっとも、決算シーズンを迎えるなか、全体相場の方向性よりも、例年通りの業績面への関心が高まることになろう。決算に対する見極めムードが強まるようだと、個人主体による低位の材料系柄への値幅取りが活発化しそうだ。

5日線がサポートとして意識される半面、ボリンジャーバンドの+1σが上値抵抗となる狭いレンジとの見方から、14500-14680円のレンジを想定する。

【小幅高となる】買い先行後は伸び悩みへ=フィスコ佐藤 勝己
米国株高を受けて買いが先行しようが、その後の上値は重い展開となろう。寄り前のバスケットフロー観測などは売りに傾いており、海外投資家の上値追いの動きは限定的にとどまる公算。当面は、政府の成長戦略の具体化待ちといった状況か。ここまでの決算発表、業績観測などからは、企業収益の今期上方修正に対する過度な期待感なども後退の方向に。

【小幅高となる】膠着相場は継続も日銀関係者の発言には注意=フィスコ田代 昌之
円建てCME先物の清算値は先週末の日中大証比30円高の14620円。為替市場では、ドル・円は97円80銭台、ユーロ・円は133円90銭台と小動き(日本時間8時00分時点)。寄り前に9月の貿易収支が発表されるが、延期となっていた米雇用統計が明日の夜に発表されることで市場への影響は限定的か。寄付きは先週末終値水準での小動きとなる公算が大きい。ただ、日銀支店長会議が朝から開催されることで、消費増税実施に対する黒田日銀総裁のスタンスや足元の全国の景気動向などの詳細次第では、追加の金融緩和実施への思惑が高まる可能性も。本日は薄商いの動意薄と考えているが、要人発言などには注視か。

外部環境を材料視した買いが入りにくい環境下、国内を材料視したいところだが、先週スタートした国会からはここまで目立った政策発表は伝わっていない。今国会は成長戦略実行国会と位置づけられていることで、市場は国会からのメッセージ待ちの状況となっており、先週同様、積極的な売買が手控えられた膠着感の強い展開となろう。とはいえ、テクニカル面では日経平均は三角もち合い上放れ試す状況にある。もち合い上放れには出来高増加が必須であることから、東証1部の売買代金2兆円超えが一つの買いサインと言えよう。本日の上値メドは14650円、下値メドは14500円とする。《MI》

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