こう着だが、調整色が強まるようなら押し目拾いの好機に/ランチタイムコメント

2013年10月18日 11:53

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記事提供元:フィスコ


*11:53JST こう着だが、調整色が強まるようなら押し目拾いの好機に
 日経平均は小反落。8.21円安の14578.30円(出来高概算10億5000万株)で前場の取引を終えた。前日終値を挟んでの狭いレンジ取引が続いている。セクターでは海運、不動産、陸運、石油石炭、鉱業、食料品、倉庫運輸など、内需系を中心に上昇。一方、足下でリバウンドが強まっていた保険は利益確定に。鉄鋼、ゴム製品、空運、証券、化学、輸送用機器などが下落。
 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が過半数を占めているが、ほぼ売り買い拮抗。規模別指数では小型株・中型株指数が上昇する半面、大型株指数がマイナスとなっている。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、住友不<8830>、三井不<8801>が堅調。一方、ファナック<6954>、KDDI<9433>、日東電<6988>、デンソー<6902>などが冴えない。
 東証1部の売買代金は7880億円にとどまっている。週末要因もあるため、引き続きこう着感の強い相場展開が続きそうである。ただし、物色意欲は後退しておらず、不動産など内需系を中心に堅調。また、半導体関連の一角が強い値動きをみせてきており、リターン・リバーサル的な動きがみられる。材料系の銘柄についても、足下で調整が続いていた土木工事関連などが動意付いている。規模別指数では小型株指数の強さが目立っており、個人主体による売買は活発である。
 また、週末要因のため引けにかけては利益確定の流れに向かう可能性はある。ただし、米国債のデフォルトが一先ず回避されたことにより、リスク・オンのスタンスに向かうとみられる。オーバーウエイトのポジションも取りやすいとも考えられるため、調整色が強まるようなら、押し目拾いの好機になりそうだ。(村瀬智一)《FA》

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