17日の中国本土市場概況:小幅に3日続落、経済指標発表を控え終盤は利食い優勢

2013年10月17日 17:03

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記事提供元:フィスコ


*17:03JST 17日の中国本土市場概況:小幅に3日続落、経済指標発表を控え終盤は利食い優勢

17日の中国本土市場は3日続落。上海総合指数は前日比4.53ポイント安(-0.21%)の2188.54、深セン成分指数は同21.67ポイント安(-0.25%)の8521.20で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジで推移したが、終盤にマイナス圏に転落した。

米政府のデフォルト(債務不履行)懸念が後退したことが前半の買いにつながった。中国国内では、銀行間取引金利の低下が流動性不足の解消観測を高めた。なお、流動性不足の解消を受けて、中国人民銀行(中央銀行)が今日17日、7月末から実施されてきた買いオペを見送った。

一方、明日18日に7-9月期の国内総生産(GDP)など主要な経済指標の発表を控え、終盤には両市場とも利益確定売りに押された。また、地方政府が抱えている債務残高が最大で政府の公表データの約2倍まで膨らむとの観測も、銀行や不動産関連の売り手がかり。そのほか、年末までの輸出環境が引き続き厳しいとの見通しも警戒材料となった。

セクター別では、公共事業や建設などが上昇率上位となった。地方政府が鉄道投資を急速に増加させているとの統計が支援材料。また、治水関連も買われた。「都市部排水および汚水処理条例」の発表に伴い、治水事業が活発になるとの期待が高まった。一方、メディアや旅行、航空など連休特需銘柄が大幅続落し、指数の足かせとなった。《KO》

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