前場に注目すべき3つのポイント~米債務上限の一時引き上げで米政府と議会が合意

2013年10月17日 08:24

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記事提供元:フィスコ


*08:24JST 前場に注目すべき3つのポイント~米債務上限の一時引き上げで米政府と議会が合意

17日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:米デフォルト回避で金融関連に注目
■外資系証券の注文動向:差し引き880万株の買い越し
■前場の注目材料:米アップルが新iPadを23日に発表か、アップル関連などに関心

■米デフォルト回避で金融関連に注目

☆日経225想定レンジ:上限14800円-下限14600円

17日の東京市場は堅調な相場展開が見込まれる。16日の米国株式相場は急反発となった。17日の債務上限引き上げ期限を迎えるなか、米上院での与野党合意を受けて、NYダウの上げ幅は200ドルを超えた。シカゴ日経225先物清算値は大証比175円高の14645円となり、これにサヤ寄せする格好から、ギャップ・アップでのスタートになろう。

米議会上院は、暫定案を16日午後6時(日本時間17日午前7時)ごろから本会議で採決すると報じられている。暫定案は上院の可決後に下院へ送付される見込みであり、下院でも可決の見通しが強まっていると伝えている。期限の17日を前に、債務不履行(デフォルト)回避と政府機関の再開が決まる可能性が出てきており、結果次第では今晩の米国の上昇を先取りする格好で、ギャップ・アップ後の一段高も意識されそうだ。

物色の流れとしては金融市場の混乱回避から、銀行など金融関連セクターに注目。バンク・オブ・アメリカの予想を上回る決算も支援材料になろう。また、円相場が1ドル98円台後半で推移しており、99円台に乗せてくるようだと、自動車など輸出関連への資金流入につながりそうである。デフォルト回避により、中国など新興国市場の上昇も想定されるため、商社や機械などへの物色も期待できそうだ。

そのほか、相場全体に明るさがみられるようだと、個人投資家主体による短期資金などの売買も活発となろう。テーマ銘柄や相対的な出遅れが目立つ低位材料株、連日強い値動きをみせているアドウェイズ<2489>、決算を手掛かりにした物色が強まりそうだ。

■外資系証券の注文動向:差し引き880万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1370万株、買い2250万株、差し引き880万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

10月9日(水):1270万株の買い越し
10月10日(木):110万株の買い越し
10月11日(金):1140万株の買い越し
10月15日(火):10万株の売り越し
10月16日(水):10万株の売り越し

■前場の注目材料

・米債務上限の一時引き上げで米政府と議会が合意
・金融株のほか、為替相場の円安進行で輸出関連が指数を牽引へ
・米アップルが新iPadを23日に発表か、アップル関連などに関心

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

11:00 菅官房長官、定例記者会見《KO》

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