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前場に注目すべき3つのポイント~手掛けづらい状況、中小型での値幅取り狙いに
*08:26JST 前場に注目すべき3つのポイント~手掛けづらい状況、中小型での値幅取り狙いに
16日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:米議会協議警戒も、アベノミクスに対する押し目買い意欲
■外資系証券の注文動向:差し引き10万株の売り越し
■前場の注目材料:米国債務上限問題の行方を見極めへ、手掛けづらいなか中小型での値幅取り狙いに
■米議会協議警戒も、アベノミクスに対する押し目買い意欲
☆日経225想定レンジ:上限14450円-下限14300円
16日の東京市場は売り優勢の展開になりそうだ。15日の米国株式相場は、NYダウが5営業日ぶりに大幅に反落。米連邦債務の上限問題と政府機関再開に関する米上院与野党の協議が中断したと報じられたことが嫌気された。シカゴ日経225先物清算値は大証比75円安の14385円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好から始まりそうだ。
もっとも、15日の東京市場は出来高、売買代金ともに約1ヶ月半ぶりの低水準となるなど、米議会の協議を見極めたいとして、買いを手控えるムードが強かった。また、格付け会社フィッチ・レーティングスは、米国の「AAA」格付けをウォッチネガティブに指定し、最上級格付けを引き下げる可能性があると警告した。ただし、想定された動きでもあり、売り一巡後は底堅い相場展開になりそうである。
物色は個人主体による短期的な値幅取り狙いが中心となり、ネットやバイオ、カジノ関連などのテーマ株の一角や、米インテル決算(時間外で上昇)を手掛かりとした物色になろう。ネット関連では、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>とソフトバンク<9984>は、フィンランドを拠点にモバイル端末向けゲーム事業を展開するスーパーセルの買収を発表。
また、安倍首相の所信表明演説では、復興の加速化のほか、東京電力<9501>の福島第一原発の廃炉・汚染水対策を、国が全面に立って、責任を果たす。成長戦略の実行としては、「企業実証特例制度」を創設。成長分野でチャンスを創るとして、電力システム改革を断行。そのほか、再生医療に関する制度を見直しや、今後10年間で農業・農村全体の所得倍増を目指すなど、これらに関連する企業などへの見直しが期待されよう。
アベノミクスに対して、日本国民は冷めた見方がされている一方、海外勢による期待感は相当大きいとの見方がされている。また、海外勢は中長期投資として投資信託を購入する動きが増えているとの報道もある。米議会の協議見極めから上値追いは慎重ながら、日本の成長戦略を背景に、押し目買い意欲は強そうである。
■外資系証券の注文動向:差し引き10万株の売り越し
朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1790万株、買い1780万株、差し引き10万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
10月8日(火):1080万株の買い越し
10月9日(水):1270万株の買い越し
10月10日(木):110万株の買い越し
10月11日(金):1140万株の買い越し
10月15日(火):10万株の売り越し
■前場の注目材料
・米国債務上限問題の行方を見極めへ、手掛けづらいなか中小型での値幅取り狙いに
・ソフトバンク<9984>がスマホ関連2社を2500億円で買収
・マザーズ、短期資金流入で時価総額3兆円に迫る
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
11:00 菅官房長官、定例記者会見
10:30 5年国債入札の結果発表
16:00 菅官房長官、定例記者会見
<海外>
08:15 フィッシャー米ダラス連銀総裁講演《KO》
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