ニフティと電通:地方の特産品を開発支援するサービス「うまいもんプロデューサー」を全国的に展開開始

2013年10月15日 15:22

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【10月15日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 ニフティ(東2:3828)と電通(東:4324)は15日、実証実験を行ってきた生活者参加型の地方特産品開発支援サービス「うまいもんプロデューサー」を、全国版として正式に展開すると発表した。

 「うまいもんプロデューサー」は、ニフティが培ってきた生活者共創型商品開発のノウハウ、電通が持つマーケティング技術、全国の地方銀行との連携などにより、地方と全国、ネットとリアルを結びつける新しいマーケティングサービス。

 本サービスでは、地方のおいしい特産品=「うまいもん」を作りたいという地方の中小事業者を、「うまいもん」を食べたい全国のインターネット利用者がコメントを通じて応援し、一緒に「うまいもん」を作り上げていく。インターネット利用者には、商品開発のアイデアだけではなく、商品名や包装、販売方法などについてのアイデアも寄せてもらう。

 ニフティと電通は、開発商品の販路開拓にも努め、地方産品のネット通販を手がける47CLUB(本社:東京都港区、よんななクラブ)と連携を図り、商品開発から販売促進までを一貫して支援する。地方銀行は同サービスを事業者へ紹介する。

 第1弾として、秋田銀行(東:8324)の協力のもと、「うまいもんプロデューサー秋田 supported by 秋田銀行」を開始する。今後順次、全国47都道府県への展開を進めるという。【了】

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