【中国から探る日本株】上海FTZ:金融規制緩和で商機、SBIやメガバンク2社が参入

2013年10月15日 08:04

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記事提供元:フィスコ


*08:04JST 【中国から探る日本株】上海FTZ:金融規制緩和で商機、SBIやメガバンク2社が参入
中国政府が先月末に開設した「上海自由貿易試験区(FTZ)」では、金融、投資、貿易分野における各種の規制緩和が試験的に実施される予定だ。うち金融分野での改革について、複数の地元メディア(11日付)によれば、詳細規定が月内にも明らかとなる見通し。大幅な規制緩和に伴うビジネスチャンスに国内外の金融業界が期待を寄せている。

当局は先月末、同試験区への進出を認める金融機関として、中国国内の大手銀行のほか、外資では米シティバンク、シンガポールDBSの2行を第1陣に選んだ。日本企業はこの第1陣のリスト入りを果たせなかった格好だが、中国の地元企業との提携を通じて同試験区への参入を進めている。

SBIホールディングス<8473>は先週、上海自由貿易試験区に中国企業と合弁会社を設立する計画を明らかにした。合弁先は上海市政府直属の金融・不動産グループ、上海陸家嘴集団など。合弁会社はインターネット証券事業やFX事業への参入を模索していく考えだ。

また、中国の4大国有銀行の一角である中国銀行はこのほど、海外の銀行10社余りと上海自由貿易試験区における業務提携を行うことで合意に達したと発表している。この海外銀行の中には、三井住友銀行(三井住友フィナンシャルグループ<8316>)、三菱東京UFJ銀行(三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>)の名前が含まれている。

中国銀行は上海自由貿易試験区の中に支店など3カ所の開設を認められており、この数は国内銀行でも最多。4大国有銀行の中でも外為業務に強みを持つことから、同試験区における為替改革などにおいても重要な役割を担うとみられている。《NT》

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