後場に注目すべき3つのポイント~米国の財政協議進展期待で強含む展開

2013年10月11日 12:18

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記事提供元:フィスコ


*12:18JST 後場に注目すべき3つのポイント~米国の財政協議進展期待で強含む展開

11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・心理戦のなか、出遅れ物色が全体相場を押し上げるか
・ドル・円は98円52銭付近、短期筋などのドル買いは継続
・3連休を控え、後場も直近売り込まれた銘柄への買い戻しに関心が高まりやすい

■心理戦のなか、出遅れ物色が全体相場を押し上げるか

日経平均は大幅に続伸。186.40円高の14381.11円(出来高概算13億5000万株)で前場の取引を終えた。10日の米国株式相場は、債務上限問題の進展期待を受けてNYダウが今年最大の上げ幅を記録するなか、これを好感した東京市場も買い優勢の展開となった。シカゴ先物にサヤ寄せする格好からのギャップ・アップとなった日経平均は、一気に25日線を捉え、10月2日以来の14300円を回復。

ただし、米オバマ大統領は共和党の短期間の債務上限引き上げ案で合意せず、会談を続けることになっており、これを見極めたいとのムードも強い。3連休を控えていることもあり、買い戻しの流れは継続しているが積極的に上値を買う流れにはならず。そのため、日経平均は寄り付き直後につけた14392.41円を高値に、その後は狭いレンジでのこう着が続いている。セクターでは東証33業種全てが上昇しており、ゴム製品、その他金融、鉄鋼、銀行などが強い。なお、SQ値は概算で14349.65円となった。

日経平均は狭いレンジながらも、高値圏での底堅い展開が続いている。SQ値は概算で14349.65円だが、朝方には「米オバマ大統領は共和党の短期間の債務上限引き上げ案を拒否した」との一部報道もあっただけに、SQ値が上方向で決まる幻のSQとなる警戒があった。幻とはならなかったほか、SQ値がサポートとして機能している状況のなか、売り方にとっては買い戻しを迫られるだろう。また、3連休中に債務問題に半歩でも進展がみられる可能性があるなか、相対的に売り込まれていた銘柄やセクターに対する買い戻しが強まろう。

さらに、日経平均は25日線での攻防が続いているが、同線を明確に上放れてくるようだと、押し目買いを狙っていた投資家にとっても、持たざるリスクへの意識が強まる可能性も出てくる。心理戦のなか、出遅れ感のある銘柄へのリバウンドが全体相場を押し上げる要因になりそうだ。

■ドル・円は98円52銭付近、短期筋などのドル買いは継続

ドル・円は98円52銭付近で推移。日経平均株価の上げ幅拡大などで堅調に推移。米国の債務上限を6週間引き上げる措置について政府と共和党の協議は11日も行われる見込みとなっており、週内の妥結が期待されていることから、短期筋などのドル買いは継続している。また、14日は日本が祝日となることから、一部顧客筋などがドル買いを実行しているようだ。

■今後のポイント

・米債務上限の短期間引き上げに関する協議の週内妥結を期待したドル買い
・日経平均株価の上げ幅拡大を意識したドル買い

12時16分時点のドル・円は98円52銭、ユーロ・円は133円40銭、ポンド・円は157円48銭、豪ドル・円は93円39銭付近で推移。上海総合指数は、2206.87(前日比+0.73%)で推移している。

■後場のチェック銘柄

・米国の財政協議進展期待で日経平均は強含み、為替相場は円安傾向に
・ファーストリテ<9983>の下落が重しも、メガバンクやファナック<6954>の上昇がカバー
・3連休を控え、後場も直近売り込まれた銘柄への買い戻しに関心が高まりやすい

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

16:00 菅官房長官、定例記者会見

<海外>

15:00 独・9月消費者物価指数改定値(前年比予想:+1.4%、速報値:+1.4%)
15:00 独・9月生産者物価指数(前年比8月:-1.7%)《KO》

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