イエレン氏があすにも議長指名へ、ドル・円相場の短期的な下落圧力

2013年10月9日 08:52

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記事提供元:フィスコ


*08:52JST イエレン氏があすにも議長指名へ、ドル・円相場の短期的な下落圧力
米国政府(ホワイトハウス)は現地時間8日、翌9日午後3時(日本時間10日午前4時)にオバマ大統領が米連邦準備理事会(FRB)次期議長にイエレン副議長を指名する計画を明らかにした。

イエレン氏は金融緩和により積極的な「ハト派」とみられており、米国の超低金利政策が長期化する可能性が高い。このため、イエレン議長指名の報道が出た際、外国為替市場ではドル・円相場が96円95銭から96円83銭辺りまで急速に下落する場面があった。

ドル・円は200日移動平均に支えられて下落が一服しているが、米財政問題を巡る与野党の対立長期化が根強い重荷となる状況に変化はない。政府機関の閉鎖が長期化するにつれて米経済への負担が重くなるほか、デフォルト(債務不履行)の現実味がドル離れを継続させる公算は大きい。

前回の米連邦公開市場委員会(FOMC)では量的緩和の縮小が“予防的”に先送りされた。イエレン氏の議長昇格で緩和継続への期待感が一段と強まるとの見方が、短期的にドル売り圧力を強めることも想定できる。《RS》

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