【編集長の視点】新規上場のエナリスは買い気配値をアップして公開価格を上回る

2013年10月8日 10:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  エナリス <6079> (東マ)が、きょう8日に東証マザーズに新規株式公開(IPO)された。公開価格は280円、公開株式数は893万株となっている。寄り付きから買い気配値をアップさせ9時50分現在、公開価格を70円、25%上回る350円買い気配で売り買い差し引き約604万株と大量の買い物を集めている。

  公開価格のPERは、18倍台と市場平均を上回り、資金吸収額も、約25億円とやや大きいが、公開価格が、想定価格を上回って決定され、値ごろそのものが手掛けやすい水準にあり、10月15日召集予定の臨時国会で、再提出されるとみられる電力小売り全面自由化の関連法案でメリットを受ける時流性のある業態が買い評価されており、さらに昨年12月20日以来、IPO株が、34銘柄連続で公開価格を上回って初値を形成する連勝人気を続けていることもサポートしている。

  同社は、電力の需要家に電力コストの削減を可能とするエネルギーマネジメント事業と、電源開発、電力トレーディングなどのサービスを提供するパワーマーケティング事業を展開している。エネルギーマネジメント事業では、発電から消費に至るプロセスで偏在しているエネルギー情報を管理、ビルの使用電力の監視や機器の遠隔自動制御を可能とする「FALCON SYSTEM」などを通じて最適な電源選択を可能として効率的な電気利用を実現する。パワーマーケティング事業では、再生可能エネルギー施設の開発・発電などを行っている。

  今12月期業績は、売り上げ102億9800万円(前期比2.0倍)、経常利益8億9400万円(同72%増)、純利益5億9100万円(同43%増)、1株利益15.2円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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