催促相場的な値動きに向かうことも【クロージング】

2013年10月7日 16:41

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:41JST 催促相場的な値動きに向かうことも【クロージング】

7日の日経平均は下落となり、170.99円安の13853.32円(出来高概算23億3000万株)で取引を終えた。終値ベースでは約1ヶ月ぶりに14000円を割り込んでいる。4日の米国株式相場は、2014年度予算と債務上限問題を巡る交渉進展への期待から上昇しており、この流れを受けて小幅に上昇して始まった。ただし、4日のシカゴ先物は大証比160円高の14200円だったのに対し、大証225先物は14060円から始まるなど影響は限られた。その後下げに転じた日経平均は、じりじりと下げ幅を広げる格好に。

米デフォルトへの警戒から、リスク回避の流れが強まってきているようである。断続的なプログラム売りが観測されているほか、為替市場では円相場が1ドル97円前半で推移しており、円高の流れも手掛けづらくさせている。テクニカル面では一目均衡表の雲に接近しており、いったんは下げ止まりが期待されるところ。しかし、東京五輪決定を受けた上昇部分を消したことから、催促相場的な値動きに向かうことも考えられ、9月3日に空けたマド(13613.48-13748.68円)辺りが意識されてくる可能性がある。

米財政問題の進展を見極めるまでは押し目買いも入りづらく、こう着感の強い展開が続きそうである。物色の流れは決算など個別要因のほか、テーマ性のある銘柄や仕手系色の強い低位材料株の一角などの短期の値幅取り狙いの流れが強まろう。テーマ性では7日から各ノーベル賞受賞者が発表されるため、まずは、今晩の医学・生理学賞の結果が注目されよう。《KO》

関連記事