【株式評論家の視点】サンフロンティア不動産は土地の仕入れに強み、大幅増益を継続

2013年10月4日 09:50

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  サンフロンティア不動産 <8934> の反転相場入りが有力だ。東京オリンピック開催の決定を契機に不動産株の人気が大きく盛り上がったため、最近はその反動安局面にあったが,売り物一巡の気配が強まり、目先底入れのニュアンスが強まってきた。

  同社は東京におけるオフィスビルや店舗ビルを中心に、「不動産活用」の専門サービスを提供している。従って東京オリンピック開催によるメリットをたっぷり享受できる存在である。日本のオフィスビルの7割は東京に集中し、その7割が都心5区に集中している。2012年をピークとする大規模オフィスビルの供給が一段落し、都心オフィスビル市場における空室率の上昇や賃料の下落にも歯止めがかかりつつある。

  一方、不動産投資市場においては、金融緩和による不動産への資金流入期待等を背景に、富裕層を中心とした都心の不動産に対する投資ニーズが顕在化し取引が活発化するなど、同社を取り巻く環境は良好である。不動産市況好転に伴い、不動産仕入の取得競争が激化するものと見られているが、同社はこれまで、東京都心部にビルを保有するオーナーへの取り組みを強化してきた。

  従って、不動産の仕入活動においても、市場の利回りや価格競争で競い合う仕入活動ではなく、顧客のニーズを吸収し、困りごとを解決していく過程での多面的な取り組みの中から、仕入に繋げていくなど、他社とは違う仕入ルートの拡充・強化が、好業績持続への原動力になっている。

  従って今2014年3月期の売上げ160億円(前期比51.2%増)、営業利益29億5000万円(同37.3%増)の大幅増益に続き、来期も大幅増益を積み上げる態勢が整っている。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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